平成21年8月31日
市川中学校・市川高等学校
校 長 小川 暢久
9月以降の新型インフルエンザ対策について
夏期休暇は本日で終了し、明日から第2学期が始まります。
さて、新学期が近づくにつれて新型インフルエンザ関連の報道が頻度を増し、その流行は本格化の兆しを見せております。
本校ではこれまでも、さまざまな具体的対策や予防策の推進によって、新型インフルエンザ問題に対応してまいりましたが、新型をめぐる社会状況は前述のとおりですので、本校では今後いっそう迅速かつ慎重な対応を講じていく所存です。
本校におけるインフルエンザ対策の「基本方針」と「当面の具体的な対応策・予防策」は以下の通りです。
基本方針
- 全校生徒の毎日の健康状態を入念にチェックし、症状が見られた場合には迅速な対応を行う。
- 関係機関や校医との提携、生徒とのコミュニケーションおよび保護者との連携をいっそう強化する。
- 「感染症対策委員会」を中心として、罹患確認の際には速やかに適切な処置をとるとともに、刻々と推移する社会状況・学内状況を的確に把握し、情報共有と漏れのない対応を行う。
- インフルエンザに対する具体的な対応策に変更が生じた場合には、そのつどHP・なずなネット・保護者通知等によって保護者へ伝え、理解と協力を求める。
当面の具体的な対応策・予防策
- 第2学期始業式は、全校生徒が一堂に会するリスクを避け、全校放送によって実施する。
- 始業式の全校放送で、毎朝の健康チェックの具体的方法と予防策を指示する。
- 始業式後に、校医を交えた教職員の情報共有・対策連絡会を実施する。
- 生徒に毎朝「健康調査票」を記入させ、これに基づいて全生徒の健康チェックを徹底する。
- 担任による欠席者の把握・欠席理由確認を徹底する。
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予防策としての「市川学園5か条」をさらに推進する。
《インフルエンザ予防に向けての「市川学園5か条」》
①毎朝、登校前に体温測定をする。
②登校の際に、マスクを持参する。
③登校直後・帰宅直後に、手洗い・うがいをする。
④生徒本人または家族に発熱・咳などの症状が出た場合は、医療機関で受診する。
⑤感染の疑いがあると判断された場合は、すぐに学校に連絡する。 - インフルエンザ予防に関する備蓄用品の補充・強化
本校では、以上の基本方針とこれに基づく対応策・予防策によって、今後も健康で安全な学校生活づくりに努めてまいります。
以上