第1回 古典との対話へ Why don’t we have a dialogue?

【対話を終えて ~感想集より~】

第1セッション  ドストエフスキー『おかしな人間の夢 ~空想的な物語~』

テキスト : 『おかしな人間の夢~空想的な物語~』 太田正一訳 論創社

 ☆Aグループ

・自分で読んでいては気がつかなかったことがたくさんあり、色々な視点で物語を見ることができたのが楽しかった。また、他の人の発言をふまえて、新たに自分の意見が出てきた時には感動した。もう少し、聞いてみたいことがあったが、時間がきてしまったので、続きは自分で考えてみようと思う。 ・小説というメディアを取り扱っている以上当然なのかもしれないが、話し合いを重ねる中でどんどん気づいていなかったこと、異なる解釈ができるようなことなど、多くのことに気づき、まだ読み足りないと思った。

☆Bグループ201901b

・抽象的な物語が対話を通じて段々と具体的なものに変わっていくことが面白かったです。60分間の対話であるからこそ、時間が経つうちに自分の考えも最初とは変わったり、突然新しいアイディアが浮かぶのだと思いました。 ・今回は文章の内容を理解するのに精一杯で、時制などに気を回せなかったので、次回はもっと違う観点から文学作品を読めるようになりたい。

 第2セッション  オルテガ『大衆の反逆』

テキスト : 『大衆の反逆』 神吉敬三訳 ちくま学芸文庫 11~22頁

☆Aグループ

・私はこの評論を難しいと感じて、何度読んでも理解できないところがあったが、対話の中ですっきりと理解できた。とても分かりやすい例を挙げてくれて面白かった。 ・大衆・群集など言葉を定義することが大切だと思った。

☆Bグループ201901a

・私たちが普段使っている言葉でも、ニュアンスが違うように使われているものが多かったので、言葉の定義を整理するのが難しかった。しかし対話を通じて定義が徐々にかたまっていくことが面白かったです。 ・現代に通じるものが多くとても読みやすかった。文章に即して読むということにもっと重きを置けばよりよくなったと思う。