116.リベラルアーツゼミ…少人数での能動的学びについて

2015.5.1
市川学園理事長・学園長 古賀 正一

入学式の日の寒さがうそのような夏日が続いています。通学時の挨拶や昼休みどきの総合グラウンドでの明るい声で、新入生が学校に慣れてきた様子が分かり、うれしい気持ちになります。

 A. 今月の話題…リベラルアーツゼミのスタート

4月10日より、リベラルアーツゼミが開講しました。学園第3次中期計画の柱は建学の精神、特に第三教育を土台としたリベラルアーツ教育であり、5つの力即ち真の「学力・進学力」「教養力」「科学力」「国際力」「人間力」を高めることにあります。施設の充実は、総合グラウンドの完成を以ってステップアップしました。

一方リベラルアーツ教育の中身を、新しい時代に向け更に充実させるため、昨年来、宮崎校長を中心に計画を練り、校長自身がゼミ全体を統括するリベラルアーツゼミ(略称LAゼミ)を開講しました。

これは高2文系の生徒全員を対象とする少人数ゼミで、隔週金曜5限、6限連続で受講し、年間前期・後期の2講座を受講するものです。教員が講義する通常の授業形式ではなく、少人数で生徒が主体的能動的活動をするゼミ形式授業です。生徒自身が調べ、考え、グループで学びあい、参加者全員で議論し考える時間となります。

中教審の答申にある今後の教育の核となる能動的学修(アクティブ・ラーニング)であり、思考力、判断力、発表力を高め、主体的に多様な人と協働することを育むものです。

すでに学園で実施している高校のSSH課題研究、哲学書を深く学び対話する「市川アカデメイア」、分割少人数進路ゼミやMOOC活用授業、中学の国語や社会などの授業内の活動等も能動的学修に相当します。

LAゼミは、本校教員が中心ですが、外部の識者も招聘しています。講座名を列挙しますと、下記の通りです。

A:エンパワーメントサロン
B:TED×Ichikawaをやろう!
C:アートとヒーローで体感する英語史
D:芸術史のミステリー探訪
E:食から世界を謎解き!
F:小論文入門
G:“Offshore Asia”から考える近現代のしくみ
H:「信じる」こと、「祈る」こと、「ゆだねる」こと

講座のスタートを、少しずつ傍聴しましたが、教員の熱意と生徒の積極的参加の姿勢に感銘。まさに能動的学修、自ら主体的に学ぶ第三教育の達人になるための実践準備です。

B. 4月の主な学園行事

  1. 3月31日(火)、1日(水)新入教職員研修
  2. 4日(土)教職員健康診断
  3. 6日(月)年度方針発表会議
    理事長、校長の方針に始まり、各学年、各教科、各校務部含め29代表の27年度施策発表。1日かけ質疑応答、情報共有を教職員全員で行った。
  4. 7日(火)始業式、午後総合グラウンド竣工式
  5. 8日(水)午前は中学校入学式、午後は高校入学式
    式後クラス単位での写真撮影が行われた。
  6. 9日(木)中学春季セミナー(中1は9日から11日まで)と高校オリエンテーション
  7. 10日(金)高2の新企画リベラルアーツゼミ前期開始
  8. 11日(土)中1を除き全学年授業開始
  9. 12日(日)市川学園オーケストラ部定期演奏会
  10. 15日(水)第78回創立記念日(休校)、総合グラウンド披露式典
  11. 18日(土)高1、高3保護者会(全体会、クラス懇談会)
  12. 22(水)、24日(金)、5月1日(金)高1希望者対象特別講義「グローバル時代と君たちの未来」
    外部講師による講義と課題研究の発表と討議。
  13. 25日(土)中1、中2、中3保護者会(全体会、クラス懇談会)、後援会主催の制服リサイクルフェスタ
  14. 30日(木)中高生徒全員の健康診断

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