75.試験の季節に思う

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試験の季節に思う

理事長・学園長
     古 賀 正 一

2012.1.1

  新しい年がスタートしました。昨年はまさに激動の一年でした。東日本大震災復旧復興なかば、被災地の方々や厳しい寒さの中 現場で働く方々を思うとき、平穏な中、正月を迎えられたことに、いつもの年とは違った感慨を覚え、感謝の念を深くします。生徒達も昨年は東日本大震災や原発事故の状況を目の当たりにし、助け合い、思いやり、優しさの大切さな事を学んできました。人の痛みの分かる人間に育って欲しいと念願しています。

  学園は今年4月15日で創立満75年を迎え、また同窓会も発足70年といういずれも節目の年です。学園にとってこの一年を着実に『一歩前進の年』にしたい。建学の精神(よく見る教育と第三教育)を土台に、ここ数年目標としている「①卓越した進学実績」「②SSHによる卓越した理数教育の普及とレベルアップ」「③国際化に対応した骨太なグローバル人材育成と国際交流」、この3本柱を一歩前進させたいと思っています。   人間教育・生徒指導(紳士淑女になるために)は、教員全体が一枚岩でやり遂げ前進させねばなりません。また学園の各組織力の強化が重要です。学年、教科、各部署の活動が、リーダーである主任、部長を中心にチームとして、組織としての力を発揮できるよう、更に闊達なコミュニケーション、情報共有を心がけたいと思います。

  さて、いよいよ入学試験の季節です。高校3年生は、1月14日、15日のセンター試験の後、それぞれ志望大学の入試に向かいます。たった一回の人生、自分が本当に目指す大学、関心の高い学科の合格に向かって初志貫徹してもらいたいと思っています。年末・年始には本校舎及び一宮学舎で、高3中心の集中自学勉強会が行われました。  勉強に打ち込んでいる生徒の顔つきは、厳しくまた美しくもあります。努力は必ず報われると確信しています。生徒のモチベーションも高く、休みを返上して先生方に指導いただきました。高2、高1をはじめ各学年も、学年全体として、目標に向かう動機付けに注力しています。

 学園の中学第1回入試は、1月20日幕張メッセで行なれ、当日は募集人数280名に対し2600名以上の志願者(小学生)と保護者を合わせて約6000名が会場に集まります。少子化、厳しい経済環境、巷の公立志向の中にもかかわらず学園を志望し一生懸命に頑張る受験生のために、当日は全教職員が全力で対応します。もちろん急な病気や風邪、怪我などの時は別室で受験できるよう準備しております。第二回入試は2月4日に本校舎で行います。高校入試は前期1月17日、後期は2月5日に行います。高校は、前期は85人の募集定員に対し、昨年より130名多い1276人の志願をいただきました。有難いことです。寒い中、市川学園を受験する生徒の皆さんにとっては試練の時であるが、頑張ってもらいたいと思います。

1、正しい努力は必ず報われる。
受験勉強で蓄積された知識、考える力、持続力は必ず成果に結びつく。過去の問題を十分研究すること。

2、試験の合否はわずかの差できまる。
最後まであきらめない。試験中も終了まであきらめないこと。
ケアレスミス(単純不注意なミス)をしないこと。

3、平均60点が取れれば、ほぼ合格圏内である。
一科目失敗しても他の教科で取り返し可能。得意科目をいかし教科の合計点で勝負。

4、規則正しい生活で健康維持し最良の状態で試験に臨むこと。
風邪を引かないように。万一怪我をしたり風邪を引いても、それぞれの病態での特別室受験が可能。

5、目標達成をイメージする。
市川に合格した自分を想像してみよう。どうしても合格したい気持ちが大切。

6、最後に。
1回目(前期)が駄目でも、2回目(後期)にチャンスあり。決してあきらめないこと。