山崎 裕人先生:警察大学校長

『市川から霞ヶ関、そして世界へ~国際社会とのお付き合い~』

主な講義内容の紹介

 山崎先生は、その肩書きにふさわしい185cmの堂々たる押し出し、はっきりした話しぶりがまず印象的な方でした。しかし、硬い話をされても威圧的でなく、常に前向きに生きてこられた包容力のある先輩として、聴き手の生徒・保護者の方々を魅了されておられました。

 警察庁に在職して30年余り。そのうちの10年以上を前後8年余りに亘って勤務されたインドネシアをはじめとする海外で過ごされ、見聞された国々は40カ国になります。その実体験に裏打ちされたお話ですので、ひとつひとつに重みがありました。また帰国後、秘書官として仕えた小泉純一郎首相について、「ごく常識的な方」であり、「総理大臣は一人で決断をしなければならないことがあるので、孤独に耐えられるのではなく、孤独を楽しめる人でなければならない」と語られたことも非常に印象的でした。

 国際社会との付き合い方については、「欧米から見て、日本はFar East(極東)にあることを認識すること。」「外交とは国益を実現する手段である。」「英語はできたほうが良いが、英語だけではない。」「日本は窮極の雑種であるから、さまざまなことに強く、技術もある。」などのお話の後、「想像力のある人が創造力を持つことができる。」とわかりやすくまとめてくださいました。

生徒や保護者の主な質問・感想

  • 山崎先輩に少しでも近づけるように、先ずは大学受験を成功させたい。(高3男子)
  • 人生って、どうころがっていくかわからないですね。外国と付き合うには先ず日本のことを知らないとだめだし、仲良くしましょうだけではだめなんですね。(高3女子)
  • インドネシアと日本との深い係わりに驚き、海外経験の大切さを知った。(高2男子)
  • 先生の経歴・人生に感動しました。自分の住む日本国を世界という大きな視野から第三者の目線で見ることができたような気がします。(高1女子)
  • 日本にもっと誇りを持って生きていきたい。(中3男子)
  • 外国人に偏見を持たずに受け入れることが、これから必要になってくると感じました。(中2女子)
  • 初めての土曜講座で、話が難しいのではと不安だったが、説明がとても丁寧でわかりやすかった。(中1女子)
  • 外国人の流入により必然的に国際化せざるを得ないという指摘に感銘した。(保護者)