岡野 光夫先生:東京女子医科大学・先端生命医科学研究所所長

『細胞シートを用いた再生医療』

 

主な講義内容の紹介

 「今、治らない患者をどうするか」。日本とアメリカの医療現場の違いから始まった講演は、難しい内容を「爆笑問題」のテレビ映像やさまざまな動画を使いながら、分かりやすく説明されました。生徒たちも、細胞シートをはりつけた心臓が動くところや、ラットに移植された耳などを熱心に見ていました。医学と工学の合体から生まれた「細胞シート」は、まさに21世紀の夢の治療と言えると思いました。

 最後に、これからの医療について、「チャレンジする精神」の大切さを強調されていました。

生徒や保護者の主な質問・感想

○ TVの一部を流したりして、難しい話だったけど、分かりやすかったです。(中2)

○ 医学の世界はすごく進んでいると思いました。細胞シートを使って、もっとたくさんの人を救って欲しい。(中2)

○ 病気、損傷を根本から治せる再生医療はすごいと思った。病気がなくなる時代が来て欲しい。(中2)        

○ もともと興味のある技術だったので、とても面白かった。とても未来のある技術だと思う。(中3)

○ 20世紀は触診・問診などの医学のみの治療であったが、21世紀は工学部・理学部などと連携してテクノロジーをいかした治療方法が生まれてきている、という話を聞いて、将来自分が病気になったときの不安が少し消え、明るくなったような気がした。(中3)

○ いつになるのか分からないことを待っているのと、近い将来に自分の病気が治ることを待つのとでは、大きな違いがあると思うし、その期間の患者さんの人生も変わると思いました。ただ、こんな素晴らしい治療が、日本で簡単に認められないのは残念です。(高1)

○ この講座を受けるまでは、医学を研究するのは医学関係者だけだと思っていたが、現在では工学などのハイテクを使うことで、よりよい手術などができることが分かった。(高2)