大西 啓介先生:㈱ナビタイムジャパン社長

『ナビタイムの世界戦略とビジネスモデル』

 

大西先生の略歴紹介

1984年、学校法人市川学園市川高等学校卒業。
1993年、上智大学大学院理工学研究科 電気電子工学博士後期課程修了。大学院を卒業後、祖父が創業した株式会社大西熱学に入社。
インターネットの商用化がはじまった1996年、大学の後輩だった菊池氏(現 副社長兼CTO)とともに、社内ベンチャーとして経路検索エンジンビジネスを立ち上げる。
1998年、モバイル向け経路探索地図描画に関するアルゴリズム及び独自データフォーマットを開発。世界初の電車、飛行機、クルマ、徒歩に至るさまざまな移動手段に対応したトータルナビゲーションを完成。
2003年3月に株式会社大西熱学から独立し、株式会社ナビタイムジャパンを設立。社長兼CEOに就任。

主な講義内容の紹介

TVのCMなどでお馴染みのナビタイムについて、商品紹介と開発の背景、将来の展望などについて、CMや映像などを交えて詳しくお話していただきました。

携帯電話を移動手段のツールとして開発したナビタイムは、これまで主にパソコンが行ってきた様々な検索機能をハンディな携帯電話で行い、さらに、ユーザーの様々なニーズに応えるべく細やかなサービスを提供して、ますます私たちの生活を豊かにし、移動や外出をいっそう便利にしています。

大西先生は、ナビタイムが一朝一夕に完成したのではなく、15年の歳月をかけて研究開発したことや、多くの人々との協力が不可欠であったこと、また、生徒たちに向けては、ご自身の学生時代の体験談を交えて、勉強することの意味や努力をすることの重要さをお話してくださいました。

大西先生のお話からは、世界中の人々に役立つものを作りたいというスケールの大きな夢や情熱、そして、真面目で誠実なお人柄を知ることができました。

生徒や保護者の主な質問・感想

○市川中学を卒業されているから、大西先生は私の先輩にあたる方です。「頑張ったら、頑張っただけ評価される。それはとても幸せなこと。」という、大西先生の言葉を胸に、私もこれからの中学・高校生活を楽しみたいです。また、大西先生のお話をききたいです。ありがとうございました。(中1) 

○大西先生は、人のために人生の時間を増やすことを目的にしている。私はこのことをすてきだ!と思いました。ナビタイムは、情報を更新してくれるので、カーナビより便利。夢を持つことは大切だと思った。何故勉強するのか。それは、知識と問題解決能力をつけておくと後々が楽になるということなので、私も頑張ろうと思った。(中2)

○スクリーンが見やすくて、説明がよくわかった。NAVITIMEという会社をここまで成長させるのは、とても大変だったんだなと思った。技術がすごいです。私も今度使ってみようと思った。(中3)

○私の両親が知るころに比べ、私の世代が持つ携帯は、便利さを追求したたくさんの機能がついており、それこそ何でもできてしまうものだと、私はもう十分と感じていましたが、技術は今も止まることなく進んでいて、私が大人になる頃には、今以上にもっと便利になっているのだろうかと、これからの精密機械工業にとても興味を感じるようになりました。(高1)

○ナビタイムの戦略とともに、中学生・高校生での勉強がいかに大切であるかを知ることができました。また、サービスの内容にとても感動しました。(高2) 

○携帯電話を使って、実際に検索するところ見て、ナビタイムの使いやすさと便利さがよく分かりました。ナビタイムのおかげで都バスの利用者が増えてよかったと思います。ナビタイムの経路検索の技術は色々な賞をもらい、世界的にも評価され、すごいと思いました。数学の行列など何のためにあるのか分からなかったけれど、今までの勉強は、社会に出てからも役に立つことがあるというのを聞いて、しっかり勉強しようと思いました。(高3)

○後発でありながら、70%のシェアを短期間で獲得するに至るためのエッセンスやノウハウを披露していただき、また、将来に至るビジョン、シーズの考え方も解説していただき、自分自身や会社のビジョンの描き方のヒントになりました。「こうありたい」というものを他人に分かりやすく伝える大切さを改めて実感しました。(保護者)

○子供には、幅広く教育・学問の必要性を説いていただき、短時間に密度濃く与えていただいて感謝申し上げます。(保護者)