銭谷 眞美先生:東京国立博物館館長

『 心に残る人  』

主な講義内容の紹介

始めに、東京国立博物館の成り立ちや意義・目的などについて、興味深い写真やさまざまなエピソードを交えて、分かりやすくお話していただきました。

次に、人の存在や生き方について、銭谷先生がこれまでの人生で出会った、忘れられない人々を紹介しながら話していただきました。

最後に、生徒たちに向かって、人生のさまざまな人々との出会いは、自分自身にとっては、たった一度のかけがえのないものなので、その出会いを大切にすること。弱いものいじめは絶対にしないこと。友人を大切にすること。特に中学・高校時代の友達は一生の宝物になること。また、今後いろいろな立場に立つことがあるだろうが、自分に恥じない生き方をすることなど、とても意義のあるメッセージをいただきました。

生徒や保護者の主な質問・感想

○ 私も博物館が好きです。1回だけ東京国立博物館に行きました!!私は日本の歴史ある事物が大好きなので、すごく楽しかったことを覚えています。思惑通りですが、前に行ったときよりも、ものすごく関心がもてました。日本に博物館が5000もあるとは……おどろきです。博物館が映画で壊れてしまった話に笑ってしまいました。中学、高校時代の友達を大切に!!という言葉は印象的でした。(中1)

○ 銭谷先生のお話は、やさしい口調で、たまに冗談を言ったりするなど、とてもおもしろく聞くことができました。日々生きていく中では、あまり感じない自分の存在意義を感じさせるお話だったと思いました。今回、銭谷先生が話されたことからいろいろ学んで、これからの自分の生活に生かして行こうと思いました。(中2)

○ 銭谷先生は、本当に博物館のお仕事が大好きなんだと思いました。博物館について、いろいろ話して下さり、勉強になったと思います。人が生まれるということは、決して偶然で起きることじゃないんだと思いました。歴史がとても大切なものなのだということが分かりました。良い人との出会いは大切なんだと思いました。これからは、もっと出会いを大切にしていきたいと思いました。(高1)

○ 東京国立博物館の展示品やその歴史など、今まであまりよく知らなかったことをたくさん学ぶことができました。仏像の運び方がすごかったです。また、これからの人生で、心に残る人に出会うチャンスを逃がさないという言葉もとてもためになりました。(高2)

○ 壮大な歴史観や地理観をとても身近な話として、分かりやすく説いて下さいました。専門的な宝物品のお話も、時にはユーモアを交えて語って下さったので、興味を持ってうかがうことができました。先生のお人柄に触れ、私にとって「心に残る方」になりました。中学生の頃に感動した長編小説『次郎物語』をまた読んでみよう、と思いました。(中1保護者)

○ 仏像の調査(CTスキャン)などのお話に興味を持ちました。調査の結果、体内に水晶が埋め込まれている仏像があることに驚きました。日本の仏像が海外のオークションにかけられていること、フランスでアニメの人気があることなど有意義なお話でした。「一期一会」は、この歳になって実感する言葉でした。(高1保護者)