平成12年 清掃フェスティバルin市川学園

清掃フェスティバルin市川学園
主催 日本を美しくする会ネットワーク(千葉清掃に学ぶ会)

協賛 学校法人市川学園


  清掃活動を通して人間性を高めることを趣旨とし日本全国に活動を展開している「日本を美しくする会」が、9月23日当校に於きまして清掃実習及びシンポジウムを開催いたしました。本校もその活動に賛同し理事長、学校長はもとより多くの教職員、学校関係者が清掃に参加いたしました。

ト イ レ 掃 除 し 心 も 磨 く

(平成12年9月25日 千葉日報新聞に掲載 =原文のまま=)

「掃除フェスティバル」(日本を美しくする会ネットワーク主催)が二十三日、市川市東菅野の市川学園(古賀正一理事長)で開かれた。同フェスタは午前と午後の二部構成。掃除実習から掃除実践家の市長の講演と続ぎ、延べ約七百人の参加者は無心で〃掃除〃に取り組み、心を磨いた。同ネットは五年前、「千葉掃除に学ぶ会」を前身に誕生。以来、県内各地の学校で、掃除実習の月例会を開催してきた。今回で例会は五十回目を迎え、「学ぶ会」を「ネットワーク」に改め、県にNPO法人の認証申請をしている。この日のフェスタは、会の活動趣旨に賛同した古賀理事長の全面的な協力で、市川学園が会場に。同園の生徒約百九十人をはじめ、全国の中小企業の経営者と社員らが参加。午前中、参加者は二十班に分かれ、校内のトイレを中心に掃除。スタッフからコツを指導され、はけやヘラ、ドライバ-を使って便器の汚れを落とし、さらに床や璧などもピカピカに磨ぎ上げた。スタッフの一人が「掃除をすると自然と無心になります」と話す通り、古賀理事長ら参加者は額から落ちる汗をぬぐうのも忘れ、掃除に没頭。目の前の汚れが段々と落ちるにつれ、晴れ晴れとした表情に変わっていった。校内がぎれいになった午後は講演会。古賀理事長と千葉光行市川市長の冒頭あいさつで始まり、ネットの世話人・金子充さんが、これまでの活動を振り返って、苦労話や学んだことを披露した。次いで、佐賀県多久市の横尾俊彦市長が「掃除の実践から政治改革へ」と題して講演。ジョークを散りばめながら、掃除の持つ意味を体験談から語った。松下政経塾出身の同市長は一九九七年に初当選。この時「おそうじ部隊」を編成したユニーク選挙戦で注目を浴びた。「初登庁の日も出迎えの車を断り、道具持参で市役所周辺を清掃しました」と変り種ぶりを話すと会場から笑い。しかし、今では市職員とともに掃除の日を決めて実践するまでに。一つのことに真剣に放り組む姿勢が、やがて大きなうねりとなり、組織を変えていくことが分かり、熱心にメモを取る参加者の姿が多く見られた。


TIME SCHEDULE

 8:00- 9:00 開会式
 9:00-11:30 清掃実習
11:30-12:30 昼食・親睦会
12:30-13:15 アトラクション(本校ブラスバンド部、東葉高校バトン部)
13:15-15:00 講演会
講師  横尾俊彦 様(佐賀県多久市市長)

テーマ:清掃の実践から政治改革へ

講師  鍵山秀三郎 様(日本を美しくする会会長)

テーマ:小さな実践の一歩から

15:00-15:30 閉会式

なぜ、トイレ清掃か?~日本を美しくする

1.心を磨く
心を取りだして磨くわけには行かないので、目の前に見えるものを磨く。特に、人が嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。人はいつも見ているものに似てくる。
2.謙虚な人になれる
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。人間の第1条件は、まず謙虚であること。謙虚になるための確実で一番の近道がトイレ掃除。
3.気づく人になれる
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないか。無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。気づく人になることによって、無駄がなくなる。その気づきを最も起こさせてくれるのがトイレ掃除。
4.感動心を生む
感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。人が人に感動するのは、その人が手と足と身体を使い、さらに身を低くして一生懸命取り組んでいる姿に感動する。特に、人が嫌がるトイレ掃除は絶好の実践。
5.感謝の心が芽生える
人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。その点、トイレ掃除をしていると小さな事にも感謝できる感受性豊かな人間になれる。