教育目標
はじめに
幼稚園に入園する前の3年間ないし4年間、ご家庭で愛情深く育てられたお子さんを、初めての集団生活=社会生活となる幼稚園でお預かりする責任を重く受け止め日々の保育を行っております。
お子さんが一番機嫌の良い時間帯に幼稚園でお預かりし、お子さんとともに過ごせる幸せを噛み締めつつ、市川学園の3本柱のひとつであります独自無双の人間観、一人一人掛け替えのない人間であるということを大切に、心身ともに健康で、心やさしく、心豊かに、自分で考えて行動できるような子どもにお育てしたいと考えております。

- 元気よく頑張ろう(心も体も健康な子ども)
- 仲良く楽しもう(他人を思いやることができる優しい心)
- 工夫し考えよう(工夫し、考え、創り出していく力)
- 豊かに感じよう(心と体で豊かに感じることができる子ども)
1.元気よく頑張ろう
健康で明るくへこたれないで活動のできる子ども、最後までやりぬく力のある子どもに育てたい。
生きていくうえで基本となることは、心と体が健康でバランス感覚があるということです。心身共に健康であってこそ楽しい幼稚園が送れます。
これまで、家庭の中で、家族に愛情いっぱいに包まれて育った子ども達は、身近な人に受け入れられる安心感の中で、多少難関があっても頑張れるようになり、人を信頼することを知り、毎日の生活の中で、食事、排泄、睡眠、運動など、生きていくうえで基本を一つ一つ習慣として身に付けてきたことと思います。こうして育った子ども達は、幼稚園に入園し、たくさんの新しい友達と出会い、新しい環境に触れる中で、次第に幼稚園の楽しさを知り、元気に遊べるようになっていきます。私達保育者は、母となり、友となり、常に子どもの心の動きにアンテナを張り、思いを受け止め、心の安定をはかっています。
体が健康であるためには、たくさん運動し、好き嫌いをせず何でも食べるということです。
幼稚園では朝の体操を全クラスで行ったり、天気の良い日も、寒い日も、暑い日も、戸外に出てたくさん遊んだりして、丈夫な体作りをしています。幼児期に戸外でたくさん遊ぶことは、運動神経に関係するようです。
また、食育という言葉がとりあげられて久しい昨今、食事によって心も体も作られるといっても過言ではありません。幼稚園では、ご家庭での手作りのお弁当の日と、外部に注文している給食の日とがあります。お弁当の日は、自分のお弁当を見せたり、お友達のお弁当をのぞいたりして、自分は自分、人とは違うということを学びます。給食の日は、みんな同じおかずやごはんで、嫌いなものもお友達が食べるなら、と頑張って食べられるようになっていきます。
2.仲良く楽しもう
思いやりをもって友達と仲良く活動し、友達関係を広げ、社会性を育てたい。
幼稚園では、良いことと悪いこと、していいこととしてはいけないこと、自分がされて嫌なことはお友達に絶対してはいけないことなど、ことあるごとに繰り返し諭しています。時には、子ども達の思いを伝える手伝いをし、相手の思いを気づかせるような言葉がけをしています。また、年少児は、年長児の姿を見て憧れを持ち、年中児や年長児は、年少児に優しく面倒を見ようとする心を育つよう、異年齢との交流も大切にしています。
市川学園の3本柱であります、よく見れば精神を基本とし、ひとりひとりをよく見て、保育にあたっています。
3.工夫して考えよう
自主性を持って活動に取り組み、創造性を存分に発揮し、自立出来るように育てたい。
子どもは、好奇心の固まりです。実際に、目で見て、手で触れてなど体験することが大切です。そんな子どもの大切な好奇心を無視して大人が頭から知識を教え込み、結果だけを知らせてしまっては考える力は育たず、次第に受身の人間になってしまいます幼稚園では、どうしてなんだろう?どうしたらいいんだろう?と自発的に考え、工夫し、いろんな事に取り組み、達成感を味うことにより自信へとつながり、いろんなことに意欲が持てるよう配慮しています。文字や数字の指導についてもその一つ。覚えさせるような押し付けの指導は特に設けておりませんが、文字に興味を持ったときに面倒がらず丁寧に教えています。
4.豊かに感じよう
美しいもの(花・音・絵本・物語 等)にたくさん触れ、感動する心を養い、感性を育てたい。
幼稚園では、いろいろな体験をします。見たり聞いたり触れたりと五感を使って体で感じ取れるようにしています。発表会で遊戯や劇など表現したり、歌を歌ったり、演奏したりすること、絵を描いたり、物を作ったりすることで、心豊かな子どもに育てたいと考えています。










