土曜講座
2006年度
2006年度講師一覧
07/02/24


 『心の表現力〜言葉には心がある。そして力がある〜』  近藤 文子 先生

千葉県市原市滝口生まれ ちば文芸フォーラム代表 詩人
15歳頃より詩を書き始め雑誌に投稿し入選し、 19歳で文芸誌「市原詩人」同人、
その後21歳の時に、千葉県詩人クラブ会員、 「玄」同人となる。

1982年     第一詩集「朝の虹」出版
1992年    第二詩集「やさしさの旅人」出版
1994〜95   日本テレビ、ズームイン朝「朝の詩」にて前二集より八編が映像化され全国放映。
1995年    日本ホルスタイン協進会全国大会
               <ファームピア、 In95千葉> テーマソング「空への大地」作詞
1998年      第三詩集「天からの音」出版
2003年     第四詩集「証」出版
2004年    チャリティーコンサート「音とことばの風景」企画開催
2005年    NHK FM 「まるごと60分」に出演
         千葉市立おゆみ野南小学校校歌作詞
2006年    第1回「ちば・地域に響きを・心にうたを」企画開催
         子どもの五感を育むポエムコンサート「音とことばの風景」主催

日本語の持つ美しさや響き。また日本の自然の四季を通して感じる心の表現力を培う方法の一つとして「詩を書くということ」を伝えております。
 それは、感性や五感で感じたことを言葉で表現するのですが、その感じ方をどのようにすればよいのかと言うことにもなります。一つの捉え方として自分から相手への「語りかけ」があります。日常暮らしている身の回りのもの、例えば動物や、植物、空や風、雨、月など自然界を含むあらゆるものに目をむけ自分から語りかけてみることです。優しく話をすれば相手からも優しく返事が返ってくるでしょう。乱暴なことを言えば相手は嫌な気持ちになり悲しむことでしょう。語りかけたとき相手がどのように返事をしているのかを自分の目で見た感じや、耳で聞いた感じ、どのような香りなのか、また肌や体全体で感じたことを言葉で表し書いてみると良いと思います。すべてのものが今を共に生きているのですから「言葉には心がある そして力がある」ことを理解していただき、多くの皆さんと友好を深める礎となり、お互いに言葉の響きを感じ合うことで思いやりと温もりのある社会へとつながりますことを願っております。




    『ナノテクノロジー拓く未来情報社会』  荒川 泰彦 先生

 東京大学先端科学技術研究センター教授
 東京大学生産技術研究所教授・ナノエレクトロニクス連携研究センター長
 生年月日:1952年11月26日
 専門:量子ナノデバイス工学

 略歴:1980年 東京大学工学系研究科電気工学専門課程修了。工学博士。             1993年 東京大学生産技術研究所教授
     1997年 東京大学国際産学共同研究センター教授
     1999年 東京大学先端科学技術研究センター教授
           東京大学生産技術研究所教授併任
     2002年 東京大学生産技術研究所教授
           ナノエレクトロニクス連携研究センター長
     2002年よりNTTリサーチプロフェッサー
     2004年より日本学術振興会学術システム研究センター主任研究員
           (プログラムオフィサー)

荒川先生の研究室では、今ではすっかりお馴染みの「ナノテクノロジー」の研究をされています。
 先生は量子箱(量子ドット)を提案され、以来、次世代情報通信への展開を目指して、量子細線や量子ドットなどの半導体ナノ構造の実現、電子・光子の量子状態の制御による新しい物性物理の探索、および次世代ナノフォトニックデバイスの実現について研究を進めていらっしゃいます。現在、文部科学省世界最先端IT国家実現重点研究開発プロジェクトや経済産業省プロジェクトの支援のもとで、ナノエレクトロニクス連携研究センターを中核にして研究を推進されています。

07/2/3

 「一歩上を目指せ!」  鈴木 義信先生 

1969年 3月  慶応義塾大学法学部卒業
       4月  東京芝浦電気(株)入社(現鞄月ナ)
1971年10月  勤労部勤務(野球部監督)
1995年 4月  東関東支社長
1998年 4月  中部支社長
2000年  1月    東芝メディカル(株) 取締役社長
2003年10月  東芝メディカルシステムズ(株)代表取締役専務
2005年 6月  同 取 締 役

<野球関係>
1960年 5月  関東高校野球選手権大会(長生一高)   優勝
1962〜65年  慶応大学野球部選手として東京六大学野球リーグ戦 3回優勝
1966〜69年  東芝野球部選手
1972〜82年  東芝野球部監督(11年間)
           その間都市対抗野球大会 優勝 他 全国大会14回  優勝
1979〜84年  全日本野球チームコーチ 1984年ロス五輪野球 優勝
1985〜88年  全日本野球チーム監督  1988年ソウル五輪野球  準優勝
1991年      日本野球連盟(社会人)  理事
1993年          〃         常任理事
1999年        全日本アマチュア野球連盟理事
2003年               〃         常任理事
2004年       日本野球連盟           副会長      
2005年     全日本アマチュア野球連盟 専務理事

 長年の企業チームや五輪野球日本チームの監督体験から如何にしたら個人力のレベルアップ、優勝出来るチームになるか
 大成する選手、思った程伸びない選手の違いは何所か
 訓練と練習の違い、練習に取り組む姿勢、環境の大切さ、集中力のつけ方
 など を話したい。

 また、スポーツから得たことが、社会に出てからの人生の中で、大きな自信となる。高校時代が、人間形成に於いても、スポーツの技術を磨くことに於いても、基礎を作る一番大切な時期であると確信している。 充実した高校生活を送るポイントは何か考えよう。



  「21世紀とサステナビリティ」 〜人類の持続可能性を考える〜

  後藤 敏彦 先生

 1964年  東京大学法学部卒業。大手損保会社勤務。
 1991年  環境監査研究会の設立にかかわる。
 1992年  環境監査研究会代表幹事を勤める。

滋賀県立大学環境科学部「環境監査論」、京都学園大学経営学部「環境と経営」、東京経済大学現代法学部「企業と環境」、滋賀大学教育学部「環境教育特講5」非常勤講師、国際比較環境法センター、保険学会、水資源・環境学会、環境経済・政策学会、環境法政策学会、環境経営学会(理事)、等会員。 環境管理規格審議委員会EPE小委員会・環境コミュニケーション規格委員会(WG4)委員、環境レポート大賞審査委員、東京都リスクコミュニケーションあり方検討委員会委員、滋賀県環境リスク検討委員会委員、経済産業省産業構造審議会化学・バイオ部会リスク管理小委員会委員、日経環境広告賞審査委員、東洋経済・GRFグリーンリポーティングアワード審査委員、等。

 主な著書 「戦略的環境マネジメントシステム」(日科技連)

 「PRTR法は企業と社会をどう変えるか」(神戸環境フォーラム編)

 「環境経営最前線」(日本環境倶楽部編、大成出版社)

 会社改革実務事典(産業調査会) 等。
 
 人類は1万年強前に農業革命により人間圏(松井東大教授)をつくりだした。約250年前の産業革命以来、巨大な科学工業文明を作り上げてきた。これが地球システムのシステム限界を超えてしまい、このままの延長線(BAU, Business as Usual)では人類破滅も視野に入りつつある。
 そこで、産業革命以来の大量生産・大量消費・大量廃棄というワンウエイの経済社会システムを持続可能(サステナブル)な循環社会に変革していく必要がある。すなわち、今は「サステナビリティ革命」の真最中なのである。グローバリゼーションの進展の中で、よい面でも悪い面でも大きな存在が企業で、企業社会ではCSR(Corporate Social Responsibility)が盛んにいわれる。これが何かを解説するとともに、解決の担い手、特に日本の若者達の役割と責任について話す。

【豆知識】 
 サステナビリティとは、「持続可能性」を意味する英語の"sustainability"のカタカナ表記です。「企業のサステナビリティ」というとき、これは「企業が利益を上げ、将来においても顧客に製品を供給し続けられる可能性を現在において持っていること」という意味です。企業のサステナビリティには、上述の財務的な面のほかに、環境の側面(環境保護活動)、社会的な側面(従業員に対する取り組み、社会貢献活動)が挙げられます。

07/1/13

 「細胞で組織・臓器を作る!」  岡野 光夫 先生 

学歴 
1974年   早稲田大学理工学部応用化学科卒業
1976年   早稲田大学大学院高分子化学修士課程修了
1979年   早稲田大学大学院高分子化学博士課程修了(工学博士)

主な研究歴
1979年〜1984年 東京女子医科大学医用工学研究施設  助手
1984年〜1986年 ユタ大学薬学部 Visiting Assistant Professor
1986年〜1994年 ユタ大学薬学部 Associate Professor
1987年〜1993年 東京女子医科大学医用工学研究施設  助教授
1994年(1月1日)〜2001年 東京女子医科大学  教授
1994年〜    ユタ大学薬学部  Adjunct Professor
1999年(4月1日)〜2001年 東京女子医科大学医用工学研究施設 施設長
2001年(4月1日)〜東京女子医科大学先端生命医科学研究所 所長(現職)
2004年〜    早稲田大学生命医療工学研究所 客員教授
2005年〜    日本学術会議会員
2006年〜    東邦大学大学院理学研究科 客員教授
J. Biomed. Mat. Res. Associated Ed.、 Bioconjugate Chem. Associated Ed.、Tissue Engineering Asian Ed.、DDS編集委員長

受賞
1983年 科学新聞賞。
1990年、1995年および1996年にOutstanding Paper賞(米国コントロールリリース学会)。1992年 日本バイオマテリアル学会賞受賞。
1997年 Clemson Award for Basic Research(米国Society for Biomaterials)
1998年 高分子学会受賞
2000年 Fellow, Biomaterials Science and Engineering、およびFounders Award, Controlled Release Society受賞
2005年  江崎玲於奈賞
2006年  Nagai Innovation Award( Controlled Release Society)
  
  薬、画像診断を始めとする各種、診断機器や人工腎臓、人工心臓などの人工臓器の発展によって医療は大きく変わってきている。画像を見ながら手術をする画像監視下手術も進み、最近はロボット手術も登場し、病院はハイテクが結集されている。しかし、完全に治療することのできない疾病や難病が未だ多く残されている現状にあり、人類の病気への克服を目指し、医師、研究者の熱い挑戦が続いている。
  従来の単一な化学物質を薬にすることで、大きな効果を上げてきている方法では治療できない疾病には、細胞・臓器を利用することがきわめて有効であることがわかってきた。移植医療が、臓器の提供者がほとんどいない日本では、少量の細胞を増殖させて、組織・臓器を作る新しい再生医療が待ち望まれている。我々は、ナノテクノロジーを駆使し、細胞を増殖させて細胞シートを作製し、これを治療に利用したり、積層化させて厚い組織を作るティッシュエンジニアリングを細胞シート工学と名付けて統計的な研究、治療を進めている。角膜、網膜、食道上皮細胞、膀胱、肝臓、心筋などの再生治療の現状を、画像を見せながら紹介したいと思う。同時に医学と工学の連携する新領域の重要性についても説明する。



 「特許おもしろ講座・実践編」  酒井 昭徳 先生 

 酒井昭徳特許事務所(日本で一番特許庁に近い事務所、霞ヶ関ビル内に!)
 所長 弁理士

 前回、過去の発明を紹介することで発明・特許のおもしろさを皆さんにお伝えしました。今回も引き続き、過去のおもしろい発明を紹介するとともに、「携帯電話」など、皆さんの身近なものを使って、どのようなものが発明になるのか、いっしょに考えてみましょう。実際に、いっしょになって発明を考えてみることで、発明することは難しいようで意外と簡単なんだということを体感していただきたいと思います。

特許・パテント(patent)とは
 新規で有用な技術を公開した発明者または特許出願人に対し、その公開の代償として、一定期間その発明を独占的に使用できる権利を付与する制度のこと。その権利を特許権という。
 特許権は、知的財産権のひとつである。特許を受けるためには、特許庁の審査において、特許査定を得なければならない。審査を受けるには出願審査の請求という手続が必要であり、特許出願後3年以内に出願審査の請求しないと出願を取り下げたものとみなされる。
 また、特許出願後、1年6ヶ月が経過すると、その出願内容を公開することになっている。特許の有効期間は、原則として、特許審査後、特許として設定登録されたときに始まり、原則として出願日から20年後に終わる。
06/11/25

 「夢を実現させる自分探し」 大竹 美喜 先生

1939年 広島県生まれ
1960年 広島農業短期大学(現 県立広島大学)卒業後米国留学
1974年 アフラックを日本に設立、副社長に就任。社長、会長
2003年  日本初「がん保険」でスタートした同社を国内最大級の外資系生保に成長させる。2005年 広島にて高校生を対象としたリーダー養成塾を立ち上げる。
2006年 「次世代を担う高校生のための未来塾」を広島と近畿(大阪)にて開催、塾長・名誉塾長を務める。文京学院大学大学院にて社会人を対象としてスタートした日本初の講座「21世紀を担うリーダー養成講座」の発起人代表も務める。

社外役職: 財団法人国際科学振興財団会長、東京都社会福祉協議会会長、経済産業省「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」評価委員会委員長、国立大学法人 筑波大学経営協議会委員、国立大学法人広島大学特別顧問等を兼任し、地域活性、次世代の人材教育に注力。

表彰・褒章歴

2000年 米国経済誌「ビジネスウイーク」で、“アジアのスター50人”に選出
2001年 保険業界における“第三分野”の創造と拡大、医療福祉分野における貢献により、“藍綬褒章”(らんじゅほうしょう)を受章

著書
「仕事で本当に大切にしたいこと〜自分を大きく伸ばすために」(かんき出版)
「人生大学〜信念で生み出した私のビジネスモデル」(扶桑社)他


                32歳でやっと天職を見つけた

 私は今でこそ、自分の信じる道を歩んでおりますが、32歳まで迷ったり、挫折の繰り返しでした。高校生のとき、作家になりたいと思い父親に申し出たのですが、反対され家出をしました。親戚を頼って広島から大阪に行ったのですが、結局は見つかり家につれもどされてしまいました。大学卒業後は、農業指導者を目指し米国留学したのですが、辛いアルバイト、さらに異国での一人ぼっちの寂しさを癒すために教会に通いました。そこでキリスト教の洗礼を受け、宣教師としてコンゴで農業を教えることを新たな道として試みたのですが、内戦が勃発して断念しました。その後政治家を目指し政治家秘書、さらには保険のセールスマンに挑戦し、ようやく32歳でアフラックに出会い、自分の天職を見つけました。
 それまで、何をやってもこれだという確信がもてず、精神的には満足できませんでした。アフラックとの出会いは、「世のため人のためになる何か、自分が好きで好きでたまらない仕事」に出会った瞬間でした。私も皆さんと同様、若いときは特に悩み、苦しみました。しかし、人生を支配するのは自分自身です。ですからこうしたものを乗り越え、是非真剣に自分探しをし、あせらず夢を叶えていただきたいと思います。自分の力を信じ、絶対にあきらめないこと、これが「鍵」だと思います。


 「日本人に一番合った英語学習法」  斎藤 兆史 先生

1958年 栃木県生まれ。
東京大学文学部英語・英米文学科卒、同大学院人文科学研究科修士課程英文学専門課程修了インディアナ大学英文科修士課程修了、ノッティンガム大学博士課程修了Ph.D)修了、東京大学文学部助手、同大学教養学部専任講師を経て、現在同大学大学院総合文化研究科助教授。


 著 書
 『英語達人列伝』、『英語達人塾』、『日本人に一番合った英語学習法』、
 『英語襲来と日本人』をはじめ多数。 

                   「英語達人の法則」

 中学・高校と6年間も英語を勉強してもさっぱり使い物にならないと批判されつづけた日本の英語教育が実践的コミュニケーション志向に方向転換してから、四半世紀以上が経過したが、どうやらめざましい効果は確認されていない。逆に、昔の日本の英語達人たちの英語学習を細かく調べてみると、長らく批判されてきた文法・読解学習をはじめ、 地道な型の学習が中心を占めていることがわかる。講演では、過去の英語達人たちの実例を引きながら、日本の英語学習者にとって効果的と思われる英語学習法を論じてみたい。

 「水の向こうに科学が見える」 〜この世界と水分子達の絶妙な関係〜                        
                             赤木 和人 先生
<プロフィール>
  東京大学理学系研究科物理学専攻 助手
  高校の理科の先生の影響を受けて生命現象を支える有機化学反応に興味を持ちました。

 東京大学入学後に、生命現象は化学を、化学反応は物理を学ぶことが不可欠であることを知り、理学部物理学科に進学しました。スーパーコンピュータを使って原子・分子をシミュレーションする研究室で博士号を取得後、物性研究所を経て現職。実験と理論を補う第3の柱としての地位を固めたコンピュー タシミュレーションによるアプローチで、モノの表面での有機分子や水分子のふるまいを調べています。

         私たちの存在は「水」なしでは考えられません。

 細胞の中の生命活動に関わる細かなところから、地球の気候や環境に関わる大きなところまで、いろいろな形で「水」が大切な働きをしています。
 また、私たちが日常生活の中で接しているありふれたモノ、たとえば洗濯・圧力炊飯器・雪印・紙おむつ・冷凍マグロ・服の肌触りなど挙げればきりがありませんが、こういうところにも「水」特有の性質が顔を出してはその個性を発揮しています。
 水の分子は水素2個と酸素1個からなる単純なものですが、それらが集まると思わず「へぇ」と言ってしまいそうな性質、それも最新の科学の広い範囲にまたがる性質が出てくるのです。
 この講座では、「水」を切り口として上述のような種々の現象を結び付けながら、現在の科学の枠組みの中をぶらぶらと散歩してみたいと思います。表現の擬人化などは使わないようにしていますが、文系の方にも十分に楽めるよう工夫しましたので、ぜひお付き合いください。

06/11/11


 
「弁護士ほど素敵な商売はない!! Part2」   渡邊 顯 先生 
   司法試験の合格率に意味があるのか?

1970年 早稲田大学法学部卒業 第一東京弁護士会登録
1984年 社団法人総合研修フォーラム理事
1988年 元横綱輪島 破産管財人
      成和共同法律事務所設立・所長
1991年 警視庁館内特殊暴力対策連合会・講師。法務省・法制審議会幹事
1995年 東京共同銀行・検査役。わかしお銀行・検査役。
      フジテレビ・ドラマ『正義は勝つ』法律監修
1998年 日本弁護士連合会 外部監査人運営小委員会・委員長
      山一證券法的責任判定委員会・委員長
1999年 大同コンクリート工業株式会社・更生管財人
      角川書店 映画『金融腐敗列島―呪縛―』監修
2000年 民事再生責務者 千 昌夫 監督委員
2001年 宗教法人『法の華三法行』破産管財人
      角川源義記念財団・評議員
2002年 目黒雅叙園・更生管財人
2003年 花やしき(株式会社トーゴ)・更生管財人

 受験生の6〜7割以上が合格することを目途として法科大学院制度が発足したが、ロースクールが乱立したため3割程度に合格率が激減したと報じられた。そのためロースクールの志願者が激減することが懸念されている。社会人となった者が会社を辞めて司法試験に挑戦する場合には、3割程度の合格率ではリスクが大きいと言うのである。
 せっかく就職した有名会社を辞めてまで受験するのだから、ロースクールを真面目に卒業できた者は、原則的には合格させるべきだというのがその理屈のようである。この理屈は、司法試験に合格すれば、人生の成功が保証されるかの如き錯覚に陥っている。
 目標を立てたら、その実現に向って日々創意工夫を凝らす、つまり堅忍不抜の努力以外に成功のキーワードはこの世には存在していない。3割しか合格しないと考えるか、3割もの受験生が合格すると考えるかは、人生に対する姿勢の問題だろう。ファイティングポーズを持ち続けることができなければ、成功を論ずる資格はないのである。

 「日本でキリスト教を生きた人々」  小島 順子 先生 

1972年 清泉女子大学文学部国文学科卒業(文学士) イタリアへ留学
1975年  教皇庁立大学AUXILIUM大学大学院(在ローマ) 教育学部宗教教育科3年終了
1987年  聖心女子大学大学院文学部国文学研究専攻修士課程修了(文学修士)
1987年  星美学園短期大学助教授
1993年  星美学園短期大学教授
2000年 星美学園短期大学人間文化学科学科長
2004年 星美学園短期大学副学長(現在)
       星美学園短期大学日伊総合研究所所長(現在)

 皆さんは、1997年にインドで亡くなられたマザー・テレサをご存知でしょうか。或いは覚えていらっしゃるでしょうか。彼女の葬儀は、民間では異例の国葬でした。それほど国中に、また世界中に悲しみを与えるものでした。それは、彼女がイエス・キリストの生き方を自分の生き方とし、イエスが人々を愛したように、どんな人をも分け隔てなく愛したからです。特に、貧しく誰にも顧みてもらえない人々を、イエスだったらこうするだろうと思うように大切にし、彼らを救うために、自分の利益や報償を一切求めず、生涯を捧げ尽くした人だったからです。(1979年ノーベル平和賞受賞)
 マザー・テレザが創設した団体とは異なりますが、私は、同じローマ・カトリック教会に属するサレジアン・シスターズと呼ばれ、約百年前にイタリアで創立された修道会のシスターです。「イエスが人々を愛したように」ということを目指し、貧しい人々を対象とすることは、マザーと同じですが、特に子どもや青年たちの教育に携わっています。日本では学校や児童養護施設を運営しています。
 今回私は、インドではなく日本にも、イエスが愛したように人々を大切にし、自分の生涯を賭けて英雄的に生きた人々がいたことをお話しし、特に私の心に深い感動を与えてくれた人をご紹介したいと思います。日本で暮らしていたそのような人々を知って戴くことによって、キリスト教を少しでも身近に感じて戴けることを願っています。


 「原子力安全について (環境放射モニタリング)」  佐々木 潤 先生

茨城県生まれ、千葉県育ち
1990年3月 麻布大学環境保健学部環境保健学科卒業
同年 4月 財団法人日本分析センター 入所
現在 文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課防災環境対策室に派遣されている

原子力安全について(環境放射線モニタリング)

 放射線、放射能ってニュース等でよく聞かれると思います。しかし、放射線、放射能ってどういうものなのでしょうか?どのように測ったり、調べたりしているのでしょうか?これらのことは、あまり知られてないと思います。
 実は、私達の生活の身の回りには、放射線、放射能が多数存在します。これらをどのようにして調査しているのかをお話したいと考えております。

【豆知識】 放射性物質・放射線・放射能の違い
 放射性物質とは、ウラン、ラジウムなどの放射線を出している物質を言い、放射線とは、放射性物質から出る粒子や、電磁波のことで、アルファ線やベータ線、ガンマ線などがあり、放射能とは、放射性物質が「放射線を出す能力」のことを言います。

06/10/14

 
 「タンパク質 〜生命を支える分子の不思議〜」   大隅良典先生

1945年 2月9日生まれ
1963年 4月 東京大学教養学部理科II類入学
1967年 4月 東京大学大学院理学系研究科相関理化学専門課程修士課程進学
1972年     博士課程進学(今堀和友教授)単位取得
          東京大学農芸学部園化学科 研究生  
1974年  9月 理学博士 学位取得
      12月  米国ロックフェラー大学 研究員
1977年 12月 東京大学理学部植物学教室 助手
1986年 7月 東京大学理学部植物学教室 講師
1988年 4月 東京大学教養学部 助教授
1996年 4月 岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所 教授
2004年 4月 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 教授  

受賞歴
2005年 6月 藤原賞受賞
2006年 7月 日本学士院賞受賞

私は分子細胞生物学という分野でかれこれ30年以上研究を続けてきました。小学校、中学校の生物学の教科書を見ると現代生物学とのギャップの大きさを感じています。
今回は思い切って生命の基本である細胞の現代像と今まさに多くの生命現象の解明が進んでいる分子生物学に関してできるだけ判りやすく話を進めてみたいと思います。
 地球上の生物は細胞という単位で作られています。私たちの人の体は、60兆個の細胞で作られています。1つの細胞で出来ている生物もあります。また細胞の形や大きさには驚くほど違いがありますが、全ての細胞には大事な共通の性質を持っています。細胞の成り立ちとその本質についてまずお話しをします。 
 地球上の生物の全ての生命活動は、タンパク質という分子によって担われています。タンパク質とは何か、なぜタンパク質が様々な重要な働きができるのか。タンパク質はどのようにして作られるのか、タンパク質の設計図としてのDNAとは何か、遺伝子とはなにかについて話をしたいと思います。

大隅先生のプロフィール

 福岡に生まれ、小学校時代は昆虫少年で、虫取りと星に興味を持っていた。化学に興味を持って大学に進んだが当時盛んになった分子生物学に魅せられて生物学に取り組む。大学院卒業後、米国に留学、その後は一貫して最も人間が理解しているモデル生物である酵母を用いて、細胞内の分子の輸送、タンパク質分解の研究を展開。オートファジーという細胞の基本的なタンパク質分解の機構に関して世界の研究をリードしている。
 いささか忙しすぎる毎日だが、世界各国で話をする機会が多く、友人と語らえることが最近の楽しみ。


 「話し方の基本」  中津攸子先生

台東区浅草生まれ。東京学芸大学卒業元国府台女子学院教諭
日本ペンクラブ会員・日本文芸家協会会員・俳人協会会員

1997年   第1回市川市民文化賞奨励賞受賞。
1999年   図書館だよりNO.20に「思い出の一冊」を寄稿。
2003年4月 市川市中央図書館に、90冊に及ぶ著書を寄贈。
2003年6月 市川市中央図書館にて、「中津攸子と江戸時代」展を開催

受賞歴
第1回市川市民文化賞受賞
第12回中村星湖文学賞受賞
北上市文化振興感謝状
市川市文化市政協力感謝状

 『万葉の悲歌』『真間の手児奈』『和泉式部秘話』『怨霊蒙古襲来』など、歴史を題材に採った小説を多く手がける一方、市川の歴史にも造詣が深く、『市川の歴史』『観音のあるまち・行徳浦安』など、市川についての著作も多数ある。ほかに句集『風の道』、同人文芸総合誌『新樹』を主宰するなど、その活躍は多方面にわたる。  
 世の中は、思いや感情や意見を伝える唯一の手段である言葉を中心としたコミュニケーションでなりたっています。
 ところが、学力をつけよう、人間を磨こうと志す人は多いのですが、そのどちらも言葉なくしては成り立たないにも関わらず、言葉を駆使する話し方を身に着けようと努力する人がほとんど見られないのは不思議です。
 もし、あなたが話し方を身につければ、あなたを取り巻く人々が変わり、自己啓発ができ、人生が豊かになります。仮にあなたがどんなに話し方が不得手でも、意識して努力すれば必ず話せるようになります。
 とはいえ誰にでも良い感じを与え、どんな時にもどんな事でも正しく伝達できるように話すにはどうしたらよいのでしょう。
 あなたも言葉や話し方について、楽しく考えてみませんか。
 あなたのこれからの人生をより明るく豊かに創造していくために。


 「アナログディスクの魅力 〜レコード盤のできるまで〜」  手塚和巳先生

ミュージシャンが吹き込んだマスター音源を、人の耳に聴きやすく、プレーヤーの針が飛んだりしないよう音質や音量などを調節し、ラッカー盤(プレス用原盤)に音溝を刻み込む。溝は1ミリ幅に9〜16本。深さは20〜70ミリミクロンという“音の匠”の技である。
 最盛期にはEP・LP合わせて月産550万枚を誇った東洋化成レコードも、80年代以降はCDに押され、いまやアナログレコードをプレスする企業は日本ばかりか、アジアで一社のみ。 つまり手塚先生は、「アジアで数人きり」の現役のカッティングエンジニアなのである。
 人間の耳はアナログ。
 後世、レコード盤が再評価される可能性は大である!

1959年  東洋化成入社 原盤課配属
1960年代 レコード盤カッティングに従事
       主にクラウンレコードの北島三郎、水前寺清子などのレコードを扱う
1970年代 東宝レコード(研ナオコ、ベルバラ関連)
       ポニーキャニオン(山本リンダ、中条きよし、およげ!たいやきくん他)
       ワーナーパイオニア(辺見マリ、中森明菜、アメリカンPOPS他)
       千趣会(レコードの通信販売)などなど
       膨大なレコードの作業に携わる
1980年代 CDの登場により仕事が激減
       CDマスタリング会社部長として転進
       初期のavexのCDの製作も手がける。
       オフタイムには、請われてカッティングの仕事を続ける。
2000年代 徐々にアナログレコードの音の良さが見直され、品位レコードを中心としてアナ
       ログレコード生産が徐々に増える、
2004年  東洋化成からカッティングエンジニアとしての復帰要請あり。 
       これまで製作したレコードは実に5万〜6万点に達する。

 アナログレコードがコンパクトディスクに主役を奪われて二十年近くになります。今ではアナログレコードの存在すら知らない世代も多くなっているように思えます。
 しかし、アナログレコードにはこんな素晴しいまたこんな魅力が有るそしてレコードはこの様にして出来るこの様な事に付いてお話したいと考えています。

1.レコード製造を工程順に実物のサンプルを用意しアナログレコード盤の出来るまで

2.マスター音源より、円盤にカッティング(記録)する時に心掛ける事、事例を元に、アナログレコードとはどんな物か魅力等について

3.アナログレコードについて、LP盤が出現して約五十年、記録メディアとして優れたメディアである事またレコード盤の回転数にまつわる事柄について

音の決め手となるカッティングとは・・・?

レコードになるまでのプロセスは、まず演奏者を集めて演奏を行う。この業務の技術的側面を担うのがレコーディングエンジニアである。
 音楽的側面は、プロデューサなり、ディレクターが担当する。多くはマルチチャンネル録音であるので、それを2chなりの音源にサウンドバランスを整えるのが、ミキシングエンジニアである。これはレコーディングエンジニアが兼ねる場合が多い。この段階で、カッティングにかかれるような音源の形に仕上げる。アナログテープ音源の場合は、マスターテープといわれる(業界用語ではカンパケ)。これをカッティングルームに持ち込み、アナログレコードを作れる形にする基本である、ラッカー盤として仕上げるのがカッティング業務である。
 カッティングに際しては、制作サイドの要望を伺い、またマスターテープのサウンドを聴いて、要望に沿うような形で進行する。
 たとえば、なるべく大きな音量がでるように(45回転の場合この要望が多い)とか、ボーカルのサ行の音声を聞きやすくして欲しい、曲のアタマでドーンとインパクトのある音が欲しい、雰囲気を生かすために間接音成分(逆相成分を含む場合が多い)を生かしてくれなど、片面40分入れてくれとか、要望はさまざまである。カッティングエンジニアはすばやく考慮して、周波数イラコイジングをかけたり、コンプレッサーやリミッターをかけたり、カットする溝幅をコントロールするバリアブルピッチの設定を調整する。また逆相成分カットのために縦方向のカット深さを設定し、まずはラッカー盤にテストカットする。テストカットしたラッカー原盤は、カッティングマシンテーブルに置いたまま、カートリッジでトレースするとラッカー盤のサウンドがモニターできる。クライアントにも聴いてもらい、コメントを貰い、OKが出ればすぐ本番カッティングに入るし、NGならさらに工夫を加えて、再カッティングする。
 このような作業を繰り返してラッカー原盤は完成する。このあと、ラッカー原盤の音溝は銀皮膜(銀メッキ)処理されて、そこから剥がした凸型盤が、聴くことはできないが,マスター盤になる。

06/6/24

 
 演題:あなたにもできる!楽しいキャリアの作り方

 講師:野田稔先生
     多摩大学経営情報学部助教授
    *04,05年度土曜講座講師
  於: 第3・4会議室(本館3F)

 キャリアというと、職業・職務の経歴(職歴・業歴)のイメージが強いと思うけれど、大人になって、社会に出た時はその言葉どおりでしょう。まだ社会にでていない皆にとって、キャリアとはなんだろう? そこからお話が始まります。何の為に勉強するんだろう?経験を積み重ねるとはなんだろう?どんな意味があるんだろう? いいキャリアを積むためにはどんなことをしたらいいのか、お話を聞きながら、先生と一緒に考えてみよう!可能性がいっぱい、夢がいっぱいの皆にとって、楽しいキャリア作りの参考になるよ!


 
 演題:やりたいことは何でも出来る!
     目標を設定し、行動しよう!

 講師:越川雅史先生
     米国:公認会計士 *本校卒業生
  於: 視聴覚室 (本館4F)

 日本企業の海外進出や、欧米の企業の日本進出は眼をみはるものがあります。
 そして、それぞれの国の、会社の財務規則などその国の法律にしばられ、守らなければなりません。言葉が違うように、法律も違いますが、その国の規則に従わなければなりません。国際的な専門家が必要になります。
 先生はまだまだ数少ない、米国での会計監査に携わっている、公認会計士です。「夢をもって、目標をきめて」実現させた難しい 資格を、それも外国で!とった経験を踏まえた、学園のOBとして、後輩の皆にお話をしてくれます。身近な人の経験です。きっと皆も身近な話と思って聞けると思う!「夢と、目標と、行動」を具体的な手法を交えて、お話してくれます。



 
 演題:モーツァルト生誕250年
     “クラシック音楽への勧誘”

 講師:松本孝利先生
    ビジネス・ブレークスルー大学院専任教授
    *05年度土曜講座
                   於:多目的ホール(北館1F)

 今年は、生誕250年にあたり、世界各地でモーツァルトイヤーとして、催しがおこなわれています。世界中で愛されているモーツァルトの音楽について、いろんなお話しをしてくれます。あなたも、またきっとファンになるかも・・・・。
 神童と言われ、5歳で作曲をはじめてから、亡くなる35歳までに700曲もの作曲をしました。交響曲、協奏曲、奏鳴曲、歌劇、ミサ曲、その他各ジャンルに渡って作っています。
 モーツァルトの作品にはよく知られているように、「ケッヘル番号(K)」が付けられています。それはケッヘルという研究家によって、作品が作られた年代順に第1番から並べて付けられた番号で、研究者だけでなく、曲の紹介のさいは大抵「ケッヘルの何番、交響曲21」とか紹介されます。各ジャンルごとの作曲じゅんではないので、ちょっと注意をしないとね・・・。オーストリアのザルツブルグで生まれ、宮廷音楽家として、また古典派の天才作曲家としての名声は音楽の母とたたえられています(1756〜1791)。

06/6/17

 
 演題:数学を知ると《世界》が見える!

 講師:長岡亮介先生(放送大学教授)
  於: 視聴覚室 本館4F

 今日の文化・文明は、高度に発達した自然科学とその技術に支えられている。しかし、これを支えている「方法」と「思想」が忘れられ、その結果にだけ眼が向けられる。他の自然科学と同じく、数学もその一つです。数学で一番大事なことは、「個々の問題やその解法を支えている数学の考え方(いわば)数学の思想を知ること」です。また「難しい大学の入試問題も、そのほとんどが基本問題の総合にすぎない、基本がしっかりしていればその結合と分解のやり方を理解するだけで大抵の問題は解ける」「数学的な考え方」は具体的な問題の理解を通じてこそ。




 演題:オリンピックの知識 

 講師:広瀬喜久男先生 
     JOC名誉委員(本校OB) 
  於:第2・3・4会議室 (本館3F)

 古代ギリシャの全能の神ゼウスに奉げた祭典・競技(BC776〜AD472)としての古代オリンピックはオリュンピアに始まった。長い中断(約1500年)の後、クーベルタン男爵(仏)の提唱で近代オリンピックが始まったのが第1回アテネ大会(1896年)。その長い歴史は波乱に富んでいる。オリンピックの歴史。精神を学ぼう! 
○次の北京大会で日本の期待される種目は何? 
○日本選手は誰?
○何で4年に1回の開催なんだろう?
○なぜ古代オリンピックは宗教と関係がつよかったか?
○近代オリンピック(第1回1896年)の競技種目はどんな種目?
○日本はいつから参加したのか?
○日本人が最初の金メダルをとったのは何回大会?
○オリンピック委員会ってなにをするの?



 
 演題:がんといかに闘うか
    〜肺がんの最先端治療と今後の展開〜
 講師:本橋新一郎先生
     千葉大学大学院特認助教授
     (胸部外科学・免疫発生学)
  於: 多目的ホール(北館1F)

 「癌(がん)」の治療は「外科療法(手術)」「化学療法(抗がん剤)」「放射線療法(レントゲン照射)」が三大治療法とされていますが、最近の最先端の治療は、外的な力を利用する従来の治療法とは違い、自己の免疫力を利用して治療する療法が併用され、相乗効果と副作用の軽減を狙っています。免疫学の最先端で「免疫」の研究に従事している、第一線の研究者です。がん発生のメカニズムや、がん細胞、千葉大学免疫学教室で発見、確立されたNKT細胞など、最先端の興味深いお話です。

06/5/27

 
 演題:「新しい日本の姿」

 講師:飛岡健先生
     (株)現代人間科学研究所所長 
  於:北館1F・多目的ホール
 
(1)桃太郎が成功したのは何故か 
   成功力=@志力+A察力+B企力+C行力+D顧力+E体力
         +F気力+G運力
(2)日本という国は素晴らしい
(3)脳業時代の到来
(4)国造りの主役になろう

 河井継之介の話 武士道に生きた最後のサムライ。長州「奇兵隊」を壊滅させた越後・長岡の英雄。彼は己を−−サムライであることを貫いた。 
 



 
 演題:「グローバル時代に活躍するみなさんへ」

 講師:鴇田正春先生
     関東学園大客員教授 ほか
  於:本館4F・視聴覚室

 グローバル化と情報革命が一体となった潮流は、ビジネスを取り巻く環境を大きく変貌させ、日本の企業は新たな変革を迫られています。その中で重要な課題は国際人の育成です。今回の講演ではグローバル時代に求められる人材の条件についてお話ししたいと思います。
 40年間の国際企業での経験から、私は「国際人とは国際的に通用する立派な日本人になること」だということを肌で感じてきました。
 国際化とは自分が相手に同化することではありません。メダカに対してフナになれということではなく、メダカ一匹でもフナの群れの中に入っていく気概が必要なのです。
 そのためには自らの文化や伝統に自信を持つことです。人物評価の基準になるのは、国際的な場においても国内と同じく、個人としての人柄、ビジネスマンとしての信頼、そして日本人としての見識です。市川学園から多くの国際人が輩出することを期待しています。

06/5/13


 演題:「競技力向上のためのスポーツトレーニングの理論と実際」

 講師:有賀雅史先生
     (昭和学院短期大学栄養学科助教授) 
  於:古賀記念アリーナ

内容 @スポーツとは 
    A競技力=技術×体力×精神力×α
    B体力トレーニングとは? 
    C体力の要素(筋力、パワー、スピード、持久力、柔軟性、バランス、
     供応性等)
    Dストレングス&コンディショニング理論 
     エクササイズテクニック・プログラムデザイン・ピリオダイゼーション
    Eトレーニングの制限要素(指導者、環境、時間、素質、競技歴、年齢、種目特性、
     個人差)
    F年代別トレーニング計画
    G成長期に対するトレーニング計画(個別性、骨年齢、動機付)
    H日本のスポーツ環境(JOCの取り組み)
    I日本の競技スポーツの現状と課題



 演題:「原子の森を散歩する」

 講師:井野正三先生 (東京大学名誉教授)
 於:北館1F多目的ホール ほか

 宇宙を構成する原子の種類(元素)は約100種類であることが知られている。普通の物質では何種類かの元素が組み合わさって出来ている。
 例えば人聞の体は炭素(C)、窒素(N)、水素(H)などを主成分としその他の微量元素から出来ている。ダイヤモンド(C)や金(Au)などは1種類の元素から出来ていて単体と呼ぱれるが、殆どの単体では原子は整然と並んだ「結晶構造」になっている。
 合金や化合物は数種類の元素からなるが、数種類の大小の原子が整然と並んだ結晶構造になり、興味深い「原子の森」を形成している。
 原子の森の様子を調べることは、物質の性質を理解する上で最も重要なことで、現代の科学の基礎となっている。
 諸君の体が原子より小さくなったとして、「原子の森の世界の散歩」にお誘い致しましょう。
 先ず、最初に原子のように小さな世界をどの様な方法で調べるかについて説明します。原子の大きさは10億分の1ナノメーター程度であり、普通の光学顕微鏡や高分解能の電子顕微鏡でも個々の原子は見えません。この様に小さな世界を調べるには波長の短いX線や電子線を原子に当て、その散乱する波の干渉効果である「ブラッグ反射」を利用します。
 例えば、細く絞った電子線をAuの薄膜結晶に当てて透過させると下図のような電子回折パターンが衝察されます。この様なパターンを解析するとAuの原子が「面心立方構造」と呼ぱれる結晶構造になっていることが正確に解ります。
 この構造は1個の原子が12本の手を持ち、隣接する12個の原子と結合し最も密に並んだ「欄密構造」になっています。同様にして、ダイヤモンドやケイ素(Si)の構造を調べてみると、1個の原子が4本の手を持った構造であり、隙間だらけの原子配列です。
 しかしながら、不思議なことにダイヤモンドは一番固い物質であります。真空中で結晶の表面に原子を降り積もらせる過程を電子回折で調べると、原子が「1,2,3…微粒子…結晶」になる過程を詳しく研究することができます。また結晶の表面では結合相手の原子の半分が無いので、内部とは違った奇妙な構造や現象が起こります。結晶の表面に、種々の原子を順々に降り積もらせる方法によれぱ、自然界では存在しないような人工的な新しい原子配列構造の物質を作製することが出来る場合があります。近年、このような方法により新しい物質を人工的に作成する技術が急速に発展し、ナノテクノロジーと呼ばれ、人類にとっても有用な物質が作成されつつあります。


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