白神山地 体験学習
| 市川学園と白神山地のつながり |
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白神山地のブナ原生林は、貴重な動植物が分布する極めて価値の高い生態系を有する地域と認められ1993年12月に日本初の世界遺産(自然遺産)として登録されました。今日では“世界最大のブナの原生林”として多くの人たちに知られるようになりました。
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白神山地(世界遺産)自然教室2004年度(2004/8/9~8/11)参加者: 中3:10名、高1:1名、高2:2名 引率者:市川学園生物科教諭2名(北川、庵原) ガイド・解説:マタギ(工藤光治さん、工藤茂樹さん) 今年も天候に恵まれ、種々貴重な体験が出来た。 2日目(8/10) 今年は全員が大川タカヘグリ峡谷への沢登りを行った。冬期に大雪が降り積もる白神の沢は雪解け時の雪崩で、毎年その様相が激変する。昨年背が立たず泳いで渡ったせき止め湖は、今年はわずか膝下までの穏やかな流れに一変していた。昨年も参加した生徒はその変貌ぶりに驚いていた。タカヘグリは切り立った断崖が、両側にほぼ垂直にそそり立つ非常に狭い沢の回廊で、ここを通過するのにいくつものヘツリ(水際岩場の水平移動)があり、平均すると一人一回ほどは沢に投げ出された。その間、マタギの歴史や動植物の話しに耳を傾けながらひたすら体のバランスを取るのに努めた。ほとんどの生徒がずぶ濡れになって、上流にたどり着いた。帰路、工藤さんが一抱えもあるブナマイタケを3株みつけ、そのうち1株を持ち帰り、炒めて食べたが、木の香りが極めて強く、なめし皮のような食感だった。 3日目(8/11) 3つある暗門の滝への道が崩壊していて、1つの滝までしか行くことが出来なかった。帰路、工藤さんがブナ林の中でマムシを捕らえた。マムシにまつわる話の中で、食料にもなることがわかると、一人の生徒が食べてみたいと言い出した。 マタギの生活 世界遺産白神山地というと人跡未踏の地を思い浮かべる方も多いと思うが、白神には大昔からのマタギの踏み跡やナタ目が谷や尾根の奥深くまで縦横に残されている。そこにはブナをはじめとする植物を中心に据えた、ヒトを含めた様々な生き物の相互作用が今もダイナミックに展開している。その文脈の中で、マタギは白神の自然をことのほか大切にしている。それは白神が今もマタギにとって生活の恵みの場だからだということを、生徒が肌を通して感じ取った貴重な体験だった。
2003年度(2003/8/4~8/6)参加者: 中学生:11名、高校生:11名 引率者:市川学園生物科教諭2名(北川、庵原) ガイド・解説:マタギ(工藤光治さん、工藤茂樹さん) 8/4 白神山地青森県側入り口西目屋村ビジターセンターで、資料見学と映画白神山地「いのち輝く森」鑑賞。大画面の迫力ある映像は何度見ても飽きない。 8/5 出発時、雲が低くたれ込め、ぽつぽつと小雨が降り始めた。山に入り1時間もしないうちに、幸い全天青空に覆われた。 8/6 暗門の滝という大きな3つの滝を登った。ここは一般ルートで道も大変完備していたが、途中多くの大きなイワナを見ることも出来た。 マタギの自然観 なによりも、大変天候にも恵まれたこともあり、山登りの感動の他にも、ニホンザル、シマヘビ、ヤマカガシ、そして、なんと正に交尾中のマムシ、渓流性昆虫、渓流特有の沢山のアヅマヒキガエル(あのイボイボのある大きいカエルを多くの生徒が可愛いと頬にこすりつけんばかりに抱き上げるのをみるのは意外であった)、カジカガエル、トウホクサンショウウオ、ニホンカモシカの死体(頭骨を持ち帰ろうと思ったが、工藤さんがこれは山の守り神であるということなのであきらめた)、巨大ナメクジ、カワガラス、キセキレイ、そして、多くの高山植物に出会う喜びを味わった。 2002年度(2002/8/5~8/7)8/5 白神山地の青森県側の入り口である西目屋村に着くと小雨が降り始めた。西目屋村のビジターセンターで映画白神山地「いのち輝く森」鑑賞。資料館で古い生活用具の見学。 8/6 強い雨が断続的に降るなか、雨具をつけ、大倉森山の縦走に向かった。ここは世界遺産地域の丁度境界線沿いの尾根にあたる。マタギガイド組合の代表工藤氏がガイドを引き受けてくれた。工藤氏は、随所で白神の歴史や植物・動物の話をしながら登った。途中、大きなナメクジに触れたり、クマに噛まれた道標を見たり、苦いキノコや酸っぱい木の実を口にしながら、白神の山を生活の場としている人ならではのガイドに皆、引きつけられた。 8/7 暗門の滝という大きな3つの滝を登る予定だったが、この日はたたき付けるような土砂降りの雨で、公式には滝へ向かう沢沿いのみちは通行止めとなった。しかし、工藤氏のガイドということで、特別計らいで、行けるところまで行くことになり、雨具をまとって出発した。沢沿いの路は、山の斜面から流れ込む小さな沢で小規模な土石流が発生して、大変歩きにくい道になっていた。普段の清流が、この日は濁流と化して、茶色の水が滝のように流れ、上流から流れた太い木の幹や枝が川岸に堆積していた。大きな沢が路に流れ込んでいるところで、大規模な土石流が発生していて、路は分断され、その先の渡る予定の橋も流されていた。これ以上は危険ということで、そこで引き返して、やや雨がしのげる尾根道に入って、キノコ採取や植物観察をした。 マタギ 工藤氏これまでに工藤氏自身が手に掛けたツキノワグマは70頭になり、仲間と一緒に殺したのを含めると400頭にもなるという。その他、ウサギ、リス、テン、山鳥、などを合わせると一体どれほどの動物たちの命を奪ったかわからないという。それまでは元気に山を掛け歩いていたもの達が、自分が弾を発射した瞬間に、突然に死に追いやってしまう。そうした動物達のことを思うと、今後我が身にどのようなことがふりかかってもかまわないという覚悟を持っているのだそうだ。その分、命の大切さを事の他十分わかっているつもりで、そうしたことを一緒に山に登り、話しをする中で、若い諸君に感じ取って欲しいと語った。生徒の感じとるものが多かったと思う。 |
| 白神山地(世界自然遺産)をしるためのURL | |
| 世界遺産白神山地 | 青森県自然保護課 |
| http://www.pref.aomori.jp/sirakami/index.html | |
| 世界遺産白神山地 | 青森銀行提供 |
| http://www.capa.ne.jp/a-bank/sirakami/ | |
| にしめや | 青森県西目屋村役場 |
| http://www.vill.nishimeya.aomori.jp/index2.html | |
| 白神山地を守る会 | 白神山地を守る会 |
| http://www.infoaomori.ne.jp/~nagainpo/ | |
| 世界遺産白神山地ってどんなとこ? | 東北自然ネット |
| http://www.jomon.ne.jp/~misago/sirakami.html | |
| 秋田/しらかみeネット | 秋田県山本地域振興局 |
| http://www.pref.akita.jp/ak-shira/index.html | |
| 藤里森林センター | 秋田県山本藤里森林センター |
| http://www.shirakami.or.jp/%7Efujisatofc/ | |







