2025.10.07校長日記
Do you have a dream? (2025.10.07)
10月に入りました。賑わったなずな祭の余韻が残る中、先週は高校球技大会が行われました。あいにくの天候で一部の種目が短縮されましたが、学年の枠を越えた熱い戦いが校内各所で繰り広げられました。

さて、先月27日に本年度 第5回土曜講座を開講しました。ご登壇いただいたのは、真生会富山病院 心療内科部長 明橋 大二様。演題は『ドブネズミの詩(うた) ~診察の現場から~』。そして、もうお一方は元プロバスケット・プレイヤーで現在は千葉ジェッツの取締役・パートナー本部長の佐藤 博紀様で演題は『【千葉県×千葉ジェッツ】~バスケットボールを通じて恩返しを~』でした。
明橋様は精神病理学、児童思春期精神医療をご専門とする医師で、児童相談所嘱託医やNPO法人「子供の権利支援センター ぱれっと」の理事長をお務めになるなど、思春期の生きづらさに悩む子供たちを支援されています。今回は「歌」を モチーフに、生徒たちに今の時代を生き抜くヒントを伝えていただきました。
佐藤様は、千葉ジェッツのカリスマ・プレイヤーとしてご活躍。現役時代の背番号0はチームの永久欠番となっています。2015年の引退後はジェッツのフロントとして、今のB-LEAGUEの隆盛を支える立役者の一人です。
ご講演ではプレイヤーとしての経験談、引退を決意した経緯、プロバスケットチームの運営戦略をお話しいただきました。
千葉県出身の佐藤様は「千葉をバスケット王国にする」という夢の実現に向けて、段階的な目標を設定。軌道修正をしながら目標を一つひとつクリアし、今日に至る「S・M・A・R・Tフレームワーク」の実践は、聴講者の指針となるでしょう。
特に「自分で考えて行動する」「行き先が分からない飛行機には誰も乗らない」「(線路が引かれた)鉄道から、(大海原を行く)航海へ」のメッセージは、今も胸に響いています。





