対話の進め方
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「市川アカデメイア」は、モデレーターの進行のもと、参加者間の対話によって展開され、リソース・パーソンが、テキストの解釈や背景に関して適宜助言を行います。
モデレーターとは、参加者間の対話を活発化させるとともに、対話を適切な方向に導く役割を担う進行者、リソース・パーソンは、豊富な知見を持ち、的確で節度あるサポートによって対話の質を高め、より実り多き対話の構築へと導く助言者で、本校の教員と日本アスペン研究所の有識者が務めます。参加者は1回のセミナーで2つのテキストに向かい、それぞれ60分間の対話を行います。 -
2025年度使用テキスト
日時 | テーマ | テキスト | |
1回 | 5月9日 | 古典との対話へ Why don't we have a dialogue? |
①アリストテレス『形而上学』 |
②オルテガ『大衆の反逆』 | |||
2回 | 6月20日 |
近代哲学の光彩 ルソーの思考実験 |
①デカルト『方法序説』 |
②ルソー『人間不平等起源論』 | |||
3回 | 9月5日 |
ヘレニズムとヘブライズム イスラエル宗教とギリシア哲学 |
①旧約聖書『イザヤ書』 |
②プラトン『クリトン』 | |||
4回 | 11月28日 |
哲学・思想の〈ものがたり〉 文豪が描く夢の軌跡 |
①荘子『荘子』 |
②ドストエフスキー『おかしな人間の夢-空想的な物語-』(全篇) | |||
5回 | 1月9日 |
現代への飛翔 時代の狂気への告発の書 |
①M・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 |
②E・フロム『自由からの逃走』 | |||
6回 | 2月13日 |
Rhetoric in Europe and America シェイクスピアの名作とリンカーンの歴史的演説(全文)
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①William Shakespeare "JULIUS CAESAR" (英文) (MODERN ENGLISH VERSION) |
②Abraham Lincoln "The Gettysburg Address"(英文) |