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2022.08.01SSH

7月28日 東京大学柏キャンパス・松永研究室で研修を行いました

高校2年の生徒12名を引率し、東京大学大学院・新領域創成科学研究科先端生命科学専攻・統合生命科学分野の松永幸大教授の研究室で研修を実施していただきました。動物細胞のミトコンドリア、植物細胞の細胞壁を蛍光色素で染色し、共焦点レーザー顕微鏡で観察しました。実験の合間には大学院生との座談会も行い、若手研究者のリアルな声を聞くこともできました。
 

生徒の感想(抜粋)

● 研究室のリアルな様子を知ることができた。高校の実験とは規模が違うことがわかった。
● 進んだ技術により,研究がさらに加速していく様子を見ることができた。松永研では,自分の研究したい分野について教授が親身に相談に乗ってくれる。また,院生の方達のお話に,高校時代のうちに英語の読解力を上げておくことで,論文が読みやすくなるということがあったので,高校のうちに英語力を固めておきたい。
● 生命科学となると、動物に実験することなどが思い浮かんでしまい、自分は動物実験に少し抵抗があるので、生命科学に興味はあるものの自分には向いてのではと思ってしまっていたが、今日染色した植物細胞や培養細胞は抵抗なく参加することができ、生命科学でもたくさんの研究方法があり、自分に向いた形で研究をすることもできるのではと思えたことがすごく収穫になった。
● ミトコンドリア内膜の構造について、教科書とはだいぶ違い、不定形で、ミトコンドリア同士が連なっていることを見られてよかった。
  • 培養細胞の染色

  • 共焦点レーザー顕微鏡での観察

  • 観察した細胞(赤く染まっているのはミトコンドリア)