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2023.02.13校長日記

かるた大会(23.02.13)

先週9日に中1・2年合同の百人一首カルタ大会を行いました。コロナ禍で3年ぶりの開催でしたが、会場の古賀記念アリーナではブランクを感じさせない白熱した対戦が繰り広げられました。

以前、このコラムでもご紹介したとおり中1国語や中2古典の授業で“和歌に親しむ”をテーマに百人一首を題材とした授業を行っています。中1では、自分の思い入れがある一首をテーマにした「ポップ」を作成し、その魅力を紹介したり(11/15付)、中2では和歌を題材としたショート・ショートを創作しました(1/24付)。

そして、その集大成がこのカルタ大会です。
各クラス20チーム、総勢320チームを編成し、160ヶ所で中1と中2による対戦が繰り広げました。600名を超える生徒が一堂に会し、1時間あまり真剣にカルタを見つめる姿は実に壮観です。読み手には全日本かるた協会から鶴谷智子氏をお招きし、厳粛な雰囲気の中で大会はスタート。会場内は徐々にヒートアップし、一首終えるごとにどよめきが上がっていました。結果は中2の勝利に終わりましたが、中1チームは来年の大会に向けて密かな闘志を抱いるようです。

同じ時間帯、國枝記念国際ホールでは高校2年芸術授業・音楽選択者による合唱祭が行われていました。こちらもコロナ禍で久々の開催でしたが、それぞれのグループの静謐な歌声が聴衆の心に染みわたっていました。いよいよ今週、15日・17日には中学合唱祭も復活します。

合唱祭とカルタ大会、その静寂と熱狂のコントラストの余韻が残る一日となりました。