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2023.04.22校長日記

Buds of Science (1)(23.04.22)

4階の太陽系

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)校である本校では、校内に理科教師のアイデアによる様々なシカケがあります。
そのひとつが本館4階のギャラリーからコミュニティープラザまでの約50mを突き抜ける「1000億分の1太陽系ウォーク」です。

これは太陽系の天体の距離を1000億分の1に縮小し、起点の太陽から順に水星、金星、地球・・・と惑星、準惑星を一直線に並べた位置を実際に歩いて体感するものです。また、それぞれの星の縮尺位置の床には、その特徴を生徒が調べたレポートが貼られています。

長い廊下を歩いて行くと、それまで頭の中で想像していたものとはまったく違う位置間隔に新鮮な驚きを覚えます。
太陽から火星までの縮尺距離は約1.5mと接近していますが、それに続く小惑星帯から先はどんどん間隔が離れていき、校内では準惑星マケマケでストップ。次のエリスの位置はお隣の北方小学校の校門あたり。ちなみに、太陽系の隣の恒星の位置は大阪駅あたりになるのだそうです。

百聞は一見にしかず。実際に体感したことは、記憶に深く残ります。