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2022.05.09校長日記

Think Global,Act Global !(22.05.09)

新型コロナウイルスの脅威はいまだに続いていますが、一方 巷ではコロナを正しく恐れつつ 徐々に以前の生活をとりもどす動きも出始めています。本校もこれまで通りの感染対策を講じながら、いくつかの取り組みを再開しています。

ケンブリッジ大学、オックスフォード大学などでの夏の海外研修は、残念ながら今年も見送りになりましたが、神田外語大学との高大連携プログラム「グローバル・イシュー探究講座」や全国の高校生と共にイギリスの専門家から学ぶ「ダブルヒリックス」、今年で8回目となる「エンパワーメントプログラム」などの国内研修の充実をはかっています。
(本校の国際研修については https://www.ichigaku.ac.jp/world/ をご覧ください)


そんな中、5月4日 3年ぶりに開催されたThe World Scholar’s Cup (通称 WSC ) に本校の有志チームが参加し、Senior部門、Junior部門でチャンピオンとなり世界大会出場権を獲得しました。
WSCは3名1チームの団体戦です。競技は全て英語で行われ、予め与えられた文学・芸術・科学分野などの膨大な資料を大会までに各自がリサーチし、それに基づいたチームディベート・エッセイライティング・テーマ演習問題などに取り組みます。
本校は、過去にもWSCに参加し世界大会にも進出してきましたが、コロナ禍で途切れた上級生から下級生に引き継がれてきた“流れ” を補うために、OB・OGが来校しディベートやプレゼンのヒケツを伝授する自主勉強会を催すなどの地道な準備が功を奏しました。

今後もこうした「他流試合(課外活動)」を活性化し、生徒の可能性を広げて行ければと考えています。