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2010.05.01理事長メッセージ

理事長からのなずなメッセージ#56 4月は出会いの季節ご縁を大切に・・・授業6日制順調にスタート

理事長・学園長
古 賀  正 一

 本年度から完全6日制の実施、カリキュラムの改訂、シラバスの充実、SSH(文部科学省指定の理数教育モデル校)の更なる活動拡大など、教育内容の質・量ともに充実をはかっています。4月は例年多忙な月ですが、スタートの良し悪しが、1年間を決めますので、生徒、クラス、教職員、学校にとり、とても大切なひと月でした。

完全授業6日制は順調にスタートしました。授業を平日6時限まで、土曜日4時限までとし、週34コマとしました。全教職員朝礼8時、生徒登校時間は、中学生は20分繰り上げ午前8時10分(その後朝読書、ホームルーム)、今まで通り高校生は、8時30分(その後ホームルーム)としました。時差登校でアクセスの混雑も多少緩和しました。1時限スタートは、中高ともに8時40分スタートで6時限目終了が15時5分となり、これまでより10分早くなりました。授業終了後の、クラブ活動やSSHの活動、生徒面談、種々行事も十分時間が取れるようになっています。土曜の午後は、クラブ活動以外に、外部の有識者による伝統の『土曜講座』や各種行事も可能です。教職員は木曜全員出勤、各自月、火、水、金、土のいずれかを1年間に渡り指定休日とし、個人別5つのカレンダーができています。また担任が指定休日の折は、必ず副担任がクラスを担当すること、学年主任指定休日の日は、副学年任が代行、校長指定休日は副校長が責任者などきちんと管理体制ができています。4月の行事のいくつかをあげてみます。

4月1日 朝礼(理事長・校長挨拶・新任者紹介)、新体制の席替え、教科会議

2日 学年会議、入学式打合せ

3日  全員出勤土曜日、教職員会議

5日 教職員健康診断

6日 年度方針発表会議;理事長、校長、6学年主任、教科主任、各部長、
事務長発表。全教職員参加。年間目標と施策の発表、討議、情報共有。

7日 在校生登校、始業式(中学集会、高校集会)

8日 午前10時中学入学式、午後2時高校入学式

9日 中学1年生入学春季セミナー(4日間);4日目には外部の遠足研修。
高校1年(高入生)入学セミナー(1日間)。

15日 創立記念日(休業)

17日 新入生クラブ紹介

24日 高3、高2、中3、中2学年ごとの保護者会

30日 生徒健康診断

※ 3月31日から4月2日 初任教員研修(3日間)

さて学園では、沢山の出会いがあります。出会いの始まりは挨拶であり、本学園では挨拶を非常に重視しています。体育科・石渡教諭が雨の日も風の日も、校門に立ち挨拶し励まし、生徒指導、交通マナー指導をしています。また生徒指導部教師中心に、全教職員が適宜登校時マナーを指導しています。私も週に一度必ず校門に立ち、生徒諸君とのさわやかな挨拶から元気と勇気をもらっています。今年度から、生徒会の音頭で、クラスの代表が学年を超えて、玄関で明るい挨拶をしており気持のよいものです。

生徒、保護者、教師ともども4月は、出会いによる沢山の良いご縁があると思います。生徒・保護者の皆さんは学年主任、クラス担任、進路指導教諭、クラブ顧問、保健養護教諭、カウンセラー、地域の方々など多くの初めての出会いがあるでしょう。保護者同士の交流も大切です。後援会活動、保護者会、クラブ保護者会、授業見学などを通じて、親しい友人を多数つくられることを期待します。

『出会いは始まり、お互いに知り合うことにより進歩し、そして協力して何かをおこなえば素晴らしい成功が生まれる。』確か米国の大手小売会社の社長のことばです。『ご縁』を大切にしたい。ご縁といえば、英語でどのように表現したら良いか、日本通の外国人に聞いたところ、しばらく考えてGod‘s Will(神の意思)またはFate(運命)でどうだろうといわれました。

『ご縁』は日本固有の深いことばです。人生での良い縁は一生の宝です。生徒諸君の縁が広がり、深い友情が生まれることに学園も尽力します。