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　2022年8月3日と8月４日に開催された令和４年度SSH生徒研究発表会（会場：兵庫県神戸国際会議場）に高校３年生の生徒１名が参加しました。発表した研究テーマは「成田空港の滑走路に沿った霧の分布 ―2011年～2012年の例―」で，霧が多いことで有名な成田空港の滑走路周辺に現れる霧について，約40年前の開港当時と最近の観測データを比較した研究です。研究の結果，周辺市街地の開発が進んだことで，霧発生の日数が減っていることがわかりました。また，この40年間にＢ滑走路ができて観測点が増えたことから，成田空港に現れる霧の挙動を面的に捉えることができるようにもなりました。
惜しくも入賞はなりませんでしたが，会場に集まった全国約200のSSH指定校の生徒とともに，活発に議論がなされました。