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2022.11.05校長日記

世界にトビタテ、市学生!(22.11.05)

しばらく沈静化したように思えていた新型コロナウイルス感染者数が徐々に増加してきました。校内ではこれまで通り、朝の検温、手指消毒、室内でのマスク着用や黙食などの感染予防に取り組んでいます。
一方、我が国でも入国規制が緩和され繁華街や観光地で来日外国人の方々を見かけるようになりました。そんな中、文部科学省から「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」高校第8期奨学生の募集要項が発表されました。今期からは“探究”をキーワードに、各自が現在とり組んでいる、もしくは今後とり組んでみたいテーマを海外で深掘りする独自プランへの留学支援制度となりました。

これまで本校からは途中で中止となった6期募集を除き、全期通算33名の生徒がこの制度で海外へトビたちました。アフリカやアジアの途上国でのボランティア活動や語学・スポーツ・医学など分野の学びを深め、それぞれの将来に繋がっています。また合格した奨学生の数倍の生徒は残念ながら選考に漏れてしまいましたが、10数枚にわたる留学計画書の作成を通して、自らの将来について深く考えぬく機会を得たことは彼らを大きく成長させてくれました。

本校では先週10月27日の放課後に、8期生応募のための説明会を行いました。
これまで“トビタテ生”の指導に携わってきた宮﨑前校長と私が中心となり「トビタテ!留学JAPAN」に応募する意義やアドバイスを行い、参加した約180名の中3~高2生が熱心に聞き入っていました。

コロナ禍で不自由な日々は続いていますが、来年の夏には多くの市学生が世界にトビたってくれることを願っています。