2022.12.08校長日記
Alumni ～ＨＫなずな奨学金(22.12.08)
12月4日に実施した「12月帰国生入試」には昨年を20名上回る106名の志願をいただきました。総合力、英語力など様々な観点で審議し翌5日に47名の合格を発表いたしました。皆さんと来春の入学式でお会いできることを楽しみにしています。
本校では「12月帰国生入試」での入学者や入学前に行う英語選抜テスト（希望制）の合格者を対象とする「英語特別授業」（いわゆる取り出し授業）を行っており、海外現地校のテキストを学んだり、ディスカッションやプレゼンなどを取り入れています。帰国生の持ち味は、一般生のそれと互いに刺激しあい校内に様々な相乗効果を生み出しています。
さて、本校ＨＰの「理事長からのなずなメッセージ」などでご紹介しておりますが、このたび「ＨＫなずな奨学金」がスタートしました。この奨学金は、ある卒業生の寄付をもとに創設されたもので、海外大学進学を支援する「海外大学進学奨学金」と短期・長期の海外留学、国内外で自主的に行う研究活動やコンテストへのチャレンジを支援する「国内外チャレンジ活動奨学金」の2種類があります。
海外で活躍されてきた寄付者ご自身の経験から、後輩たちが海外大学への進学や留学を体験し将来グローバルに活躍して欲しい、自分の夢に向かって意欲的にチャレンジして欲しいという想いをもって毎年奨学金が支給されます。11月24日の発表以来、学校内外の多くの方々から反響が寄せられています。
この数年間、コロナ禍により内向きになりつつあった生徒たちの眼差しが海外に向けられ、頼もしい先輩の背中を追いはじめることでしょう。
「小さな努力の継続で世界に羽ばたけ、市学生！」
