インターアクトサークル(ボランティア活動)

インターアクトサークル(ボランティア活動)

インターアクトサークル(ボランティア活動)

活動概要

高校一年時(2018年)に、インターアクトサークルを設立し、年間90回ほどの奉仕活動を行っていました。主なボランティア内容は児童養護施設での学習支援、高齢者施設でイベント企画、海岸清掃活動でした。イタリアに転学後も、引き継いでくれた後輩がコロナ禍に手作りマスクを市川市に寄付し、市から感謝状を頂きました。また卒業時、立ち上げメンバー全員が高校生新聞社賞を頂きました。

活動の感想

2019年度UWCイタリア校転学  山崎 凪紗

  • サークル運営を通して、市川学園の学生や先生、地域の方々など多くの人と対話をしながら協力しました。周りの人の応援が自分の原動力となり、よりよい経験を多くの学生に提供したい、より多くの地域の方々を支えたいという思いから、サークル運営に注力しました。

    インターアクトサークル新規立ち上げには様々な困難がありました。ですがそんな時、多くの人が支えてくださりました。当時、学校の規則で部活や同好会の数が限られていて、団体を新しく立ち上げることが難しい状況でした。そんな時、部活でも同好会でもない、サークルという運営形態であれば設立できるのではないか、という解決案をサークルメンバーと話し合い、見出しました。その後、多数の地域のボランティア先が私達を受け入れてくださいました。活動頻度が増えると、ボランティア活動に興味を持ってくれる生徒も増え、快く顧問を引き受けてくださる先生もいました。このように支えてくださる人に、恩返しをしたいという気持ちから運営に奔走しました。
  • 私は、様々な立場の人との対話することに大きな価値を感じたため、それを続けたい、という思いから、約90か国から生徒が集まる全寮制の高校、United World Collegeへの奨学金を経団連から頂き、転校をしました。イタリアでも市川学園で学んだことを生かし、地域の特別支援学校でボランティアダンス講師を務めたり、立ち上げたカリグラフィークラブでグリーティングカードを作成、販売し、募金活動を行ったりなど、精力的にボランティア活動を続けています。

    将来的にも、ボランティアで出会った様な立場の方々を含めた、多くの人の生活の質の向上に貢献するため、大学で建築を学び、空間設計を通して志を実現していきたいです。
  • 人と交流することで、相対的に自分のことについて沢山学ぶことができます。学内外問わず、種々な年齢、立場、背景の人との対話し、それをきっかけに、自分の社会における立ち位置や役割について考えてみてはどうでしょうか。そうすることで、自分は今何をするべきなのか、そして将来、世の中のために何がしたいのか、少しずつ見えてくると思います。