Double Helix

Double Helix

Double Helix

活動概要

Double Helixプログラムは、医療や美術・歴史といった各分野の最前線で活躍するイギリスの講師と巣鴨中学高校をはじめとする日本国内の計8校の他校の生徒との、4週間にわたるオンライン国際交流プログラムです。英語での講義と質疑応答、課題シートの作成を基本とし、回を重ねてからは個人活動やペアワークを、最終回ではプレゼンテーションを行いました。プログラム名のDouble Helixは二重螺旋という意味で、「基礎知識の獲得」と「高次の思考力」の強いつながりを意識できるようになるという目的が込められています。全体を通してLearning in adversity (試練の中での学び)をテーマとしており、それに沿って授業や課題が展開されていました。
https://www.ichigaku.ac.jp/world/doublehelix/

活動の感想

慶應義塾大学法学部 本川 凜花(2021年度卒)

  • 私は新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外研修等の中止が相次ぐ中、自分の語学力を高め
    たり、分野を問わず幅広い知識に触れることができる機会は非常に貴重だと思い、このプログラムに参加することを決めました。ただし2021年度から新しく始まったプログラムで参加前は不明な点も多く、慣れないオンライン上でのプログラムに初めは戸惑いもありました。例えば、会ったこともない他校の生徒とオンライン上だけで共同作業を行うことに苦労しました。Double Helixでは授業と課題の提出期限以外は基本的に予定が組まれていないため、他校の生徒と自分たちで話し合う時間を作る必要があり、なかなか予定が合わず大変でした。一緒に考えられる時間が少なかった分、なるべく具体的に期日を決めてそれまでにお互いに案を考えて送り合うようにしました。新しい取り組みだからこそ自分たちで案を出し合って工夫できたことも貴重な経験になったと思います。
この活動に参加したことで、専門分野にとらわれず幅広い視野を持つことの大切さを学びまし
た。私はこの春から大学に進学し、法律を専門に学ぶ予定ですが、自分とは違う専門分野や価値観を持つ人とも積極的に交流の機会を設けることでもっと自分の世界を広げていきたいです。
課外活動で素晴らしい成果を上げたりしなくても、私のように新しい活動に挑戦することで多くの刺激をうけたり成長したりすることはできると思います。積極的に機会を活用してほしいです。